バイクの下取りと買取の違いとは?メリットデメリットと最も高く売る方法

バイクの下取りと買取の違いとは?メリットデメリットと最も高く売る方法

どうも!山族ライダーズのゴル氏です!

バイクを売るとき、買取業者に査定に出して買い取ってもらうか、それとも下取りに出すか、どちらにするか悩むときってありますよね。

その前にそもそもバイク買取業者に売却する『買取』というオーソドックスな売り方と比較して『下取り』という売り方は何が違うのか、なんて疑問からスタートの方も多いはず。

車両状態や売却のタイミング、さらにどんなお店に下取りに出すかによって、買取と下取りの良し悪しは大きく別れており、その違いを知らなかったが故に、結果的に金銭的にも精神的にも損をしてしまうこともざらにあります。

「このお店ではよくバイクを買って、整備もお世話になってて…、付き合いもあるし…。」

「これから付き合っていく店だから、今のバイクもここで売っといたほうが良いよな…。」

こんな理由だけで安易に下取りに出してしまったら、言い方を悪くすると、バイク屋さんから見れば『ネギを背負ってる良いカモ』です。

ということで、今回はバイクの買取の経験や下取りの経験が少ない方に向けて、買取と下取りの違いとそれぞれのメリット・デメリット、そしてどちらがおすすめなのかを解説します!

ゴル氏

買取と下取りの差を勉強し、ネギを背負わないようにカモにならないようにしましょ!

バイクの『下取り』と『買取』の違い

バイクの『下取り』と『買取』の違い

まずは、バイクの下取りと買取の違いについて、わかりやすく簡単にお伝えしていきますね。

バイクの下取りと買取の違いは以下の通り。

バイクの下取りとは?
新しいバイクを買う店で、今乗っているバイクを売って、そこで得た売却金額を新しいバイクの購入代金に充てる売却方法。

バイクの買取とは?
バイクの買取業者に査定を依頼し、査定後に提示された金額で売却して、売却金額を振込または手渡しで受け取る売却方法。

下取りの例を挙げると、新しく50万円のバイクを買うとき、今乗っているバイクの下取り金額が20万円だった場合、実際にあなたが支払う金額は残りの30万円となってくるのです。

買取の例だと、バイクの査定金額が20万円と提示されてあなたが売却に同意した場合、買取業者が20万円を当日現金手渡し、または銀行振込で指定口座まで振り込んでくれます。

つまり、下取りは売却金額の使用用途は、次のバイクの購入代金に充てることが必須、買取の売却金額は使用用途が自由ということです。

下取りと買取の違いは、現金化できるかどうか、これを頭に叩き込んでおいてください。

ちなみに、下取りという言葉は、よくバイクのサブディーラーや正規ディーラーで新車を購入する際に使われがちですが、バイク王やレッドバロンのように、買取も行っているが中古車販売もしているお店でバイクを売却して中古車を買っても、同じ下取りといえるでしょう。

ゴル氏

バイクを売る時の基本ですよね。

下取りと買取のメリット・デメリット

下取りと買取のメリット・デメリット

前章の内容だと、下取りは売却金額の使用用途がすでに決まっており、反対に買取は売却金額の使用用途が選べるという、買取を選んだほうが良さそうな雰囲気が出ていた気がします。

ですが、そのほかにもメリット・デメリットという観点で下取りと買取を比較してみると、もっとさまざまな違いが見えてくるのです。

この章では、バイクの下取りと買取のメリット・デメリットを確認していきましょう。

バイク下取りのメリット

手続き的にも時間的にも非常に楽

今乗っているバイクを次のバイクの販売店で下取りした場合、購入と売却を一括して行うため、手続きが楽で比較的時間もかかりません。

任意保険の車両入れ替えなども行ってくれることも多いため、売却の金額より手続きの楽さにこだわりを持っている方にとっては、かなり大きなメリットになってくるでしょう。

キャンペーンの適用があることも

これは下取りを依頼するお店によって異なりますが、中には下取りキャンペーン等の何かキャンペーンが適用されることもあります。

僕がこれまで見た中で、最も良いなと思った下取りキャンペーンは、次のバイクのローン金利が無金利になるというキャンペーンです。

こういったキャンペーンは、正規ディーラーや大手の中古車販売店しか実施していないことが多いですが、下取りを検討している方は一度チェックしておいたほうがいいと思います。

ゴル氏

下取りのメリットは「楽さ」ぐらい??

バイク下取りのデメリット

もちろん売却先は購入店に縛られる

これは超当たり前のことですが、下取りでバイクを売却する場合は、もちろん下取り先は次のバイクの購入先の販売店となってきます。

つまり、なにがデメリットかと言うと、自分で売却先を選ぶことができないので、下取り金額は買取相場から割り出されたものでなく、そのお店の言い値になってしまうということ。

販売店は恐らくしれーっと下取りの提案を次のバイクの見積もりに入れてきますが、他社との比較は大事なので、下取りを利用する際も必ず買取相場はチェックしておきましょう。

売ったバイクの行く末が見えてしまう

これが下取りの地味に痛いところ…。

自分が下取りに出したバイクは、基本的にその店舗に商品として並んで販売が行われます。

50万円で売ったバイクが倍の金額で売られているのが、目の前で見えるのは仕方ないことだと分かっていても、少し胸に刺さります。笑

まあ整備費用や後の補償を考えた価格設定と考えると、全然それくらいが普通普通!!笑

ゴル氏

販売店の作る流れに乗るか反るかはあなた次第…。

バイク買取のメリット

売却先を複数の買取業者から選べる

先程もお伝えしたようにバイクを下取りに出した場合は、下取り先は次のバイクの購入先の販売店になることが決まっています。

しかし、バイクを買取の方法で売却した場合は、複数の買取業者から選ぶことができます。

バイク買取と言えば『バイク王』が人気で、僕も実際に利用したことがあって、YouTube関連で何度もお仕事をさせてもらっていますが、スタッフさんの対応もピカイチですよ!

下取りより査定額が高い傾向にある

そして、買取でのバイクの売却は、下取りと比較すると査定額が高い傾向にあるのも事実。

これはお店によりますが、例えば小さなお店でバイクを下取りに出すなら、やはりバイク王のような大手の買取業者に買取を依頼する方が査定金額が上がる可能性はやはり高いです。

その理由は、後ほどお伝えしますが、簡単に言えば下取りを行っているお店と、買取を行っている業者や大手企業では、ビジネスモデルが大きく異なっているということが理由ですね。

出張買取はクーリングオフが可能

なにより大きなメリットはここです。

クーリングオフという言葉は一度は聞いたことがあると思いますが、出張買取と呼ばれる店舗で買取を行わず、自宅やガレージに買取スタッフに出張してもらって買い取ってもらう方法の買取はクーリングオフが利用できます。

クーリングオフとは
買取契約等の契約の締結をした場合でも、締結から一定の期間内であれば、その契約を解除することができる制度。

ですが、店舗での売却の場合は、クーリングオフは利用できませんのでご注意ください。

ゴル氏

手元に入る金額が高いならもう迷う必要なんてある??

バイク買取のデメリット

バイク買取の唯一のデメリットは、下取りと比べると少しだけ手間が増える点になります。

下取りの場合は、バイクを下取りに出して、そのまま次のバイクの購入資金に充てて、店舗も跨ぐことがないので、やはり楽になります。

しかし、買取の場合は、次に乗るバイクが決まっている場合でも、一度買取業者に売却してお金を受け取って、そこから次のバイクを買うお店に行って購入の手続きが必要です。

次に乗るバイクが決まっていない方や、もうバイクを降りる方にとってはモーマンタイです。

ゴル氏

これぐらいなら気にならないレベルかも。

バイクを下取りに出すなら下取り価格より全体的な結果を見るべし

バイクを下取りに出すなら下取り価格より全体的な結果を見るべし

バイクを下取りに出そうと考えている方は、下取りの査定額だけでなく、次に乗るバイクの購入金額も合わせた、総合的な金額を見て、下取りに出すかどうかを判断してください。

バイク販売店からすると、あなたがバイクを下取りに出した場合、下取りしたバイクを再販した際に出る利益と、あなたが新しくバイクを買った利益の2つの利益を出すことができます。

なので、よくあるのが下取りキャンペーンなどを使って、次に購入するバイクを値引きしてくれるというのが一般的と言えるのです。

ちなみに僕はめちゃくちゃガメツイので、下取りに出すならとことん交渉をしますね…。笑

だって、おいしいところは分け分けしてくれたって良いじゃない!!!!!!!!!!!

なので、下取りに出した方が得するのか、それとも買取に出した方が得するのかは、総合的な結果を見て判断する必要があるのです!!

ゴル氏

損をする選択はしたくない‼︎

下取りと買取ではビジネスモデルが大きく異なってくる

下取りと買取ではビジネスモデルが大きく異なってくる

買取のメリットをお伝えした際に『買取でのバイクの売却は、下取りと比較すると査定額が高い傾向にある』とお伝えさせてもらいました。

ここでは、その理由を『下取りをする個人販売店』と『買取に強い大手買取業者』のビジネスモデルを比較して確認していきましょう。

下取りをする個人販売店の収益モデル

まず下取りを行っている個人店舗の場合だと、利益を得るポイントは新車販売と、販売を行ったユーザーの整備がメイン収益となります。

そのため、下取りを行ったバイクの再販、つまり中古車の販売は得意としておらず、下取りしたバイクが長い期間在庫になってしまうリスクが非常に高くなってくるのが現実です。

つまり、大きなリスクを背負うことになるので、そのリスクを少しでも小さくするために、どうしても下取り価格を安く設定する必要が出てきて、その皺寄せはユーザーにも及びます。

しかし、再販と新車購入の二つの利益を得られるため、頑張ってくれる店舗は、それなりにユーザーに還元してくれる店舗もあるでしょう。

ゴル氏

結局は店舗オーナーの人柄次第??

買取に強い大手買取業者の収益モデル

反対に買取に強い大手買取業者の場合は、その名の通り多くのバイクを買い取って、それを再販して得る利益がメイン収益となります。

そのため、短期間で確実に再販できるルートを既に確立しており、個人販売店のように在庫となるリスクが非常に少なくなっています。

なので、査定額は上がる傾向にありますし、買取契約を逃して利益を得る機会をどうせ逃すならば、多少頑張ってでも車両を確実に手に入れて、少しでも利益を出そうとするのが筋。

一概には言えませんが、こういった点が理由で、買取でのバイクの売却は、下取りと比較すると査定額が高い傾向にあるのです。

ゴル氏

莫大な再販ルートを持っているがゆえのユーザーへの還元だったんですね。

バイクの下取りに向いている人

バイクの下取りに向いている人

次にバイクを下取りに出そうか、買取査定に出そうか決めきれない方に向けて、僕が独断と偏見でひとつの指標をお伝えしていきます。

まずは下取りに向いている人ですね。

下取りに向いている人
  • とにかく楽にバイクを乗り換えたい人
  • 金額より付き合いを大事にしたい人
  • バイクに詳しく交渉が上手な人

下取りの一番のメリットとしては、やはりバイクの乗り換えが楽になるという点ですね。

保険の車両入れ替えやお金のやり取り自体も売却と購入を一括で行えるため、とにかく楽にバイクを乗り換えたい人にはぴったりです。

そして、長年同じところでバイク整備等をお世話になっている店舗があったり、これからお世話になる次のバイクの購入店舗と少しでも良い関係でいたいと考える方もいるでしょう。

そういった方は、査定金額は安くなる可能性もありますが、下取りを利用して、付き合いをしておくというのも一つの手と言えます。

また下取りは下取り査定金額だけでなく、次のバイクの購入額と総合的に判断し、交渉する必要があるので、バイクのイロハを知っていて交渉上手な人だと、結果的に買取と変わらない金額で手続きが楽になる恩恵を受けられます。

ゴル氏

交渉はして損なし!!

バイクの買取に向いている人

バイクの買取に向いている人

次にバイクの買取に向いている人です。

買取に向いている人
  • とにかくバイクを高く売りたい人
  • 時間がなくて出張買取を利用したい人
  • 初心者等のバイクに詳しくない人

買取に向いている人は、とにかくバイクを高く売りたい方、これに尽きるかと思います。

前章でもお伝えしたように、バイク王などの買取に強い買取業者の場合だと、個人販売店等の下取りに出すより、お得に次のバイクが買える可能性が高くなってくる傾向にあります。

さらにバイク王の場合は、忙しい方にも対応できるよう、一部離島を除く全国どこでも無料出張買取を行ってくれるので、気軽に買取を依頼することができるのも大きな強みですね。

さらに出張買取の場合は、クーリングオフ制度ももちろん設けられているので、バイクに詳しくなくて不安という方も安心できますよ。

ゴル氏

バイク王では、無料お試し査定も行っているので、バイクを売るならバイク王でしょ!

下取り・買取の両方でバイクを高く査定してもらう方法

下取り・買取の両方でバイクを高く査定してもらう方法

さてさて。下取りと買取、どちらの方法でバイクを手放すにせよ、やはり高く買い取ってもらいたいというのは、あなたも同じですよね。

では、そのためにあなたができることは以下の3つのポイントを意識しておくことです。

バイクを高く査定してもらうための3つのポイント
  • 日頃のメンテナンスは欠かさない
  • 純正パーツは必ず置いておく
  • 売りたい今がいちばんの売り時

下取りも買取も、やはり状態が良いバイクほど高く買い取ってくれるのは必然的です。

そのほうが店舗側は再販時の整備が楽で時間も掛からないですし、再販するときも綺麗な車両の方が早く高く買い手が付くからですね。

そして、バイクは乗るだけでなく、カスタムも楽しみの一つですが、パーツをカスタムする場合でも必ず純正パーツは置いておきましょ。

そのカスタムパーツが車検不適合だった場合は、売却した際に必要な純正パーツのパーツ代と交換工賃があなたのバイクの査定額から引かれてしまうことになるからですね。

またこの記事をご覧になっているあなたは、バイクの売却を検討していることでしょう。

ぜひバイクを早く売ってください。

バイクも基本的には鮮度が命ですから、あなたのバイクは今この時も年式が落ちて、乗れば走行距離が増えて、査定額は落ち続けています

ゴル氏

1分1秒でも無駄にしたくない‼︎

おすすめの買取業者とバイクを高く売るカンタン3ステップ

おすすめの買取業者とバイクを高く売るカンタン3ステップ
STEP

必要書類を準備しバイク整備

まずは売却に必要な書類を準備します。

バイクの売却に必要な書類
  • 自動車検査証(車検証)
  • 自賠責保険証明書
  • 写真入り身分証明書
  • 印鑑(実印じゃなくてOK)

写真入り身分証明書は、あなたの運転免許証やパスポートなどの公的書類をご準備ください。

書類準備が終わったら、カスタムパーツを取り外して純正パーツを取り付けたり、高く買い取ってもらうための最終整備を行なっていきましょう。

STEP

バイク王で無料お試し査定

ここまでできたら、おすすめの買取業者である「バイク王」に無料お試し査定を依頼します。

ここで迷いが生じてしまう方は「あなたの愛車の価値は今現在がピークで、今現在も価値は落ち続けている」ということを思い出してください!

STEP

査定を受けて売却しよう

査定を受けて、金額に問題がなければ売却です。

もちろんその場で売却を決めなくても、出張料や査定料金をあなたが負担することはありません。

買取額が3万円未満の場合は、査定スタッフが現地で現金手渡し、買取額が3万円以上の場合は銀行口座に4営業日以内に振り込んでくれます

バイク個人売買は最も危険な売却方法

バイク個人売買は最も危険な売却方法

インターネットが普及した昨今では、バイクを売却する方法や購入する方法の一つとして、ヤフーオークションやメルカリ等のフリマアプリを使ったネット個人売買が挙げられます。

しかし、こういった個人売買は、ご存知の通り見えない危険が大変多く隠されています。

バイクを個人売買で購入する場合は、車検を通して引き渡しと書いてあっても、車検項目にはないフレームの歪みが生じていて、走行に大きな問題があったりなどはよく聞く話です。

さらにバイクを個人売買で売却する側の場合でも、売却した後に購入者がクレーマー化して、多くの時間が取られて「結果的に普通に買取査定に出して売った方が金銭的にも精神的にも良かった」なんてことも全然ありますから。

世の中いい人ばかりじゃないですから、最初から騙すつもりで取引してくる人もいます…。

本当にありえるのかと他人事のように思えますが、実際僕の周りで個人売買を利用した人は、百発百中でトラブルに巻き込まれているので、僕は決して他人事ではないと思っています。

以下記事で、個人売買でバイクを売却する危険性について記載しているのでご覧ください。

バイク個人売買の流れと手続き方法を解説!リアルな失敗談と安全に売るために必要な全知識

まとめ

今回はバイクを手放す方法『下取り』と『買取』の違いを比較を交え解説していきました。

下取りに向いている人
  • とにかく楽にバイクを乗り換えたい人
  • 金額より付き合いを大事にしたい人
  • バイクに詳しく交渉が上手な人

バイクの下取りは、次のバイクが決まっていれば、購入と売却を一括して行えるので、やはり手続き自体は非常に楽になってきます。

買取に向いている人
  • とにかくバイクを高く売りたい人
  • 時間がなくて出張買取を利用したい人
  • 初心者等のバイクに詳しくない人

しかし、買取の場合、バイク王のような大手買取業者だと、短期間で確実に再販できるルートがあるため、個人店舗などでの下取りと比較すると、高く買い取ってくれる可能性が高くなっているという大きなメリットがあります。

それぞれにメリットとデメリットがありますので、自分が譲れないポイントを見つけて、そのポイントで判断していくと良いですよ。

はい!!!今日はここまで!!!
よし!次は山族の動画を一緒に見よう!!