セロー250は、軽量で扱いやすい車体と、オンロード・オフロード問わず走破できるデュアルパーパスとしての高い汎用性で、多くのライダーを魅了してきた人気モデルです。
その一方で、「最近はあまり乗らなくなった」「そろそろ次のバイクも気になる」と感じているライダーも多いのではないでしょうか?
この記事では、セロー250の買取相場はもちろん、リセールバリューや査定で評価されやすいポイントをわかりやすくまとめました。
あなたの愛車が今いくらで売れるのか、無料でチェックできる査定サービスも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
セロー250は今いくらで売れる?最新買取相場

では早速、セロ−250の直近の平均買取相場をグラフで見ていきましょう。

グラフを見てみると、平均が20万円前後となっております。
また、高額査定に繋がりやすい年式は、1980~81年ですが、年式よりも、走行距離・コンディション・カラーが査定価格の影響を受けやすい傾向にあるようです。
外装が比較的きれいなら、おおよそ15〜18万円前後、カスタムや人気色・整備履歴がそろった状態なら20万円前後までしっかり狙えます。
特に、走行距離が短い場合は評価されやすく、25万円に届く場合もありますので、このあと紹介する「査定額を上げるコツ」もチェックして、万全の状態で査定に臨んでください。

セロー250の査定で特に見られる2つのポイント

それでは、買取相場がわかったところで、次はセロー250の査定で特に見られるポイントを紹介していこうと思います。
ポイント① フレームの割れやヒビ
セロー250で、査定士が必ず確認するポイントは、オフ車ならではの、フレームの割れやヒビです。
フレームは、オフロード走行中に転倒し、横から強い衝撃を受けたときに割れやすく、さらにやっかいなのは、目に見えない位置に起こりやすいのです。
どの角度から見ても、目視ではほぼ確認できないため、査定に出す前には必ず、手でなぞって段差や割れがないか探ることをおすすめします。
エンジンなどのパーツは、悪くなれば交換すれば済むケースもありますが、骨格にあたるフレームに異常があると、交換がほぼ不可能なので、割れやヒビが見つかれば、大幅減額の査定に繋がってしまいます。
フレーム修理は、完全に不可能ではないものの、フレームを溶接したバイクは、いくら安くても「乗りたくない」「買いたくない」と感じる人が多いですよね。
ですので、セロー250を手放す前には、目に見えないフレーム部分も必ずチェックしておくことをおすすめします。

事前にチェックすることで、査定額が大きく変わります。
ポイント② オイル減りの不安
そして次は、「故障かも?」と多くのライダーが不安になりやすいポイントです。
セロー250に乗っている方の中には、自分でオイル交換をしている人も多いと思いますが、「毎回オイル量が減っていて心配になる…」という声をよく聞きます。
しかし、オイル漏れを除けば、すぐに減るものではなく、どんなバイクでも少量ずつしか減りません。
ではなぜ、セロー250のオーナーは、オイルが減っているように感じるのか、理由は2つあります。
1つ目は、エンジンに入るオイル量の基準値が、他車種と比べて容量が少ないため、同じ量が減っても減り幅が大きく見えてしまうからです。
2つ目は、単気筒エンジンの特性です。
単気筒エンジンは、1つのピストンが高回転で上下するため、エンジン回転数が上がると、その分ピストンの往復回数も増え、オイルの使用量も増えます。
その結果、「想像していたよりオイルが減っている」と感じ、故障を疑ってしまうわけです。
高回転まで回して乗ることが多いライダーや、高速道路ツーリングが多い場合に、使用量が増えているだけなので、過度に心配する必要はありません。
ただし、まれにオイル上がり・オイル下がりといったトラブルが原因で、異常な減り方をしている場合もありますので、過度な乗り方をしていないのにオイルの減りが早いと感じる場合は、バイクショップに相談するようにしてください。

正しい知識を身に付けて、査定に臨みましょう!
セロー250の査定額を上げるコツ

オフ車はその名の通り、オフロードを走ってこそのバイクなので、外装は樹脂製のため、軽く、安価に作られています。
この特徴を活かして、査定額を上げるコツがあります。
1つ目は、傷だらけの純正外装パーツは、先に交換しておくことです。
理由は、樹脂パーツを新品に交換しても、費用が安く済むため、見た目の印象アップに対してコスパが非常に高いからです。
事前に交換しておくことで、査定額アップにつながり、結果的に手元に残る金額が増えます。
2つ目は、社外パーツは、傷があっても絶対に外さないことです。
セロー250を買う人の多くは、「オフロードを楽しみたい」「最初からオフ仕様で乗りたい」と考えています。
もし、社外パーツが最初から付いていれば、購入後に追加でお金をかける必要がないので、店頭でも売れやすく、プラス評価に繋がります。
この2点のコツを押さえるだけで、ムダな出費を抑えながら、希望額に近い査定を狙いやすいので、ぜひ査定前に対策を行なってください。
より高く売れるセロー250の特徴

セロー250は、キャブ車からインジェクション車まで長く販売されてきたモデルですが、その中でも特に人気が高く、高値がつきやすい年代やカラーがあります。
特に、定番のグリーン×ホワイトに、ゴールドホイールを組み合わせたモデルは、現在でも評価が高い傾向にあります。
さらに、20周年アニバーサリースペシャルカラーであるゴールド×ワインや、30周年アニバーサリースペシャルエディションの濃いオレンジも、中古市場で強い人気があります。
そして、セロー250はスペック以上に扱いやすい特徴があるため、多くのライダーに人気があり、売れやすいバイクです。
ベテランライダーはもちろん、初心者でもオフロードに挑戦しやすく、足つきが良好なことから、長期にわたり愛され続けています。
そのため、中古市場での人気が査定額の高さに直結しています。
セロー250を売るなら今が狙い目
バイクの査定額は、外観のキレイさや傷の有無ももちろん大事ですが、実は「年式」と「走行距離」が大きく関わってきます。
どれだけ大切に乗っていても、年式は毎年古くなり、走行距離も伸びていく一方です。
つまり、今この瞬間も、あなたのバイクの査定相場は少しずつ確実に下がり続けているということ。
「もう少し乗ってから売ろうかな」と先延ばしにすればするほど、高額買取のチャンスは確実に目減りしていきます。
少しでも高く手放したいのであれば、「売ろうかな」と思った今が一番の売り時です。
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いま乗っているセロー250からの乗り換え候補3選

セロー250は、状態次第で高額査定が狙えるバイクです。
愛車を手放すのは簡単ではありませんが、次の一台を選ぶ時間もまたライダーにとって特別な瞬間ではないでしょうか。
ここでは、あなたのバイク選びの参考として山族ライダーズがピックアップした、セロー250に乗っている人であれば刺さるであろうバイク3台を紹介させていただきます。
おすすめバイク① WR250R

セロー250では物足りないと感じ始めた人にまずおすすめしたいのが、同じヤマハのWR250Rです。
いわゆる、「レーサーの一歩手前」と言われるほど高性能で、公道を走れるオフ車の中では、トップクラスのスペックを持っています。
カワサキのKXシリーズや、ヤマハのYZシリーズのようなコンペモデルは、基本的に公道走行不可で、さらに「○時間走ったらエンジンオーバーホール」といった使用時間の管理も必要になります。
また、外車のナンバー取得可能なエンデューロレーサーも同様で、ハイパワーな代わりにメンテナンス前提のバイクです。
その点、WR250Rは、公道走行OK・ナンバー登録OKでありながら、コンペモデル寄りの高いポテンシャルを持ったバイクです。
しかし、中古相場は上昇傾向なので、お財布には痛いですが、その分満足度も非常に高い一台です。
セロー250から、本格的にステップアップしたいライダーにとって、候補に入れていいバイクと言えるでしょう。

攻めたオフロード走行をしたい方向けの有力候補です!
おすすめバイク② TE250

WR250Rでも物足りないライダーに向けた究極の一台が、ハスクバーナのTE250です。
TE250は、もはや説明不要の本気マシンで、2ストロークエンジン、超軽量フレーム、前後WP製サスペンションなど、本格レース仕様の装備が、最初から搭載されています。
嬉しい装備ですが、その分、新車価格は1,521,000円と決して安くはありませんが、競技車両としての完成度は桁違いです。
TE250を、乗りこなせるようになった時点で、すでにプロレーサークラスの領域に足を踏み入れていると言っていいでしょう。

もはや、趣味の延長のバイクを超えていますね
おすすめバイク③ 新型DR-Z4S

最後におすすめしたいバイクも、同じオフ車のDRZ4Sです。
一度オフロードの楽しさを知ってしまうと、オンロードタイプにはなかなか戻れないのが、オフ車の魅力でよね。
しばらく新型オフ車が、各メーカーから出ていない時期が続きましたが、2009年に生産終了していたDRZが復活し、その最新モデルとして登場したのがDRZ4Sです。
ABS(オン/オフ切り替え可能)、走行モード切り替え、トラクションコントロール、スリッパークラッチなど装備も非常に充実しており、そのうえ燃費も優秀です。
日本中のオフ車乗りが、次々と買い替えている新型モデルなので、乗り換え候補としてチェックしておいて損はない一台です。

オフロードの魅力にハマったライダーには、気になる存在ですね!























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