バイクの維持費は250ccが最強?原付から大型まで排気量別の年間費用をシミュレーション

バイクの維持費は250ccが最強?原付から大型まで排気量別の年間費用をシミュレーション

どうも、山族の裏方こんさんです!

「憧れのバイクを買いたい!でも、買ったあとの維持費ってどれくらいかかるんだろう?」
「原付と大型バイク、年間の費用はどれくらい違うの?」

これからバイクライフを始めようとしている方や、ステップアップを考えている方にとって、車体価格と同じくらい気になるのが「ランニングコスト」ですよね。

「維持費が払えなくて泣く泣く手放した…」なんて悲しい結末にならないためにも、事前にお金の計算をしておくことは超重要です。

今回の記事では、税金や保険といった固定費から、ガソリン代やメンテナンス代といった変動費まで、バイクにかかる維持費の全てを内訳ごとに解説します。

知っておけば怖くない!賢く運用して、長く楽しいバイクライフを送りましょう。

バイクを保有するとかかる維持費の内訳

バイクを保有するとかかる維持費の内訳

バイクの維持費の正体は、大きく分けて2つあり、寝ていても勝手にかかる「固定費(税金・保険)」と、 走れば走るほどかかる「変動費(ガソリン・消耗品)」です。

ここをごちゃ混ぜにしておくと、後で「こんなはずじゃなかった…」と給料日前に頭を抱えることになるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。

維持費① バイクにかかる2種類の税金

バイクには「軽自動車税」と「自動車重量税」という2つの税金がかかります。

これらは排気量によって支払うタイミングや回数が異なるため、まずはざっくりと違いを理解しておきましょう。

軽自動車税

これは、毎年4月1日時点での所有者に課税される税金です。

排気量によって金額が決まっており、所有している限り毎年支払う義務が発生し、毎年5月ごろに自宅に納付書が届きます。

排気量区分年額(円)
原付一種(~50cc)2,000円
原付二種(50cc超~90cc)2,000円
原付二種(90cc超~125cc)2,400円
軽二輪(125cc超~250cc)3,600円
小型二輪(250cc超~)6,000円
こんさん

ちなみにこの税金には月割り還付がないので、バイクを手放すなら4月1日をまたぐ前に手続きしないと、乗っていないのに1年分払うハメになります(泣)

自動車重量税

その名の通り車両の重さなどに関わる税金ですが、バイクの場合は排気量区分で決まります。

最大の特徴は、排気量によって「いつ払うか」が全く違うことです。

排気量区分金額・支払時期
~125cc0円(かかりません)
126cc~250cc4,900円(新車購入時に一度だけ支払う)
251cc~3,800円~(車検のたびに支払う ※年数により変動あり)
こんさん

250ccクラスが人気な理由の一つがこれ!買った時に一度払えば、その後はずっと0円です。

バイクの税金に関する詳しい解説は、以下の記事にまとめているので、こちらもご覧ください。

バイクの税金は「4月1日」がデッドライン!排気量別の金額と廃車手続きの期限とは?

維持費② バイクにかかる2種類の保険代

バイクで公道を走る上で絶対に欠かせないのが保険です。

車と同じくバイクにも「強制保険」と「任意保険」の2つがあります。

自賠責保険(強制保険)

これは、法律で加入が義務付けられている保険で、未加入で走ると免許停止などの重い罰則があります。

また、契約期間が長いほど、1年あたりの保険料は割安になるのが特徴です。

【自賠責保険料(24ヶ月契約の場合)】

排気量区分24ヶ月保険料
原付(~125cc)8,560円
軽二輪(126cc~250cc)8,920円
小型二輪(251cc~)8,760円

※車検のあるバイク(小型二輪)は車検時にまとめて支払いますが、車検のない250cc以下のバイクは自分で更新手続きをする必要があります。
ステッカーの期限切れには要注意です!

こんさん

コンビニでもサクッと入れるので、ナンバープレートのステッカーを確認する癖をつけましょう!

任意保険

自賠責保険だけでは補償しきれない、相手への賠償や自分の怪我、車両の修理費などをカバーするのが任意保険です。

こちらは、加入するプランや保険会社によって価格は変動するため、人によってかかる費用は様々です。

ですが、「俺は事故らないから大丈夫」は禁物。

万が一の時に数千万円、数億円の賠償を背負わないためにも、任意保険には加入しておくようにしましょう。

また、ツーリング先でのトラブルに対応してくれる「ロードサービス」が付帯しているプランや、盗難保険がついているプランを選ぶのもおすすめです。

こんさん

「保険代が高いから入らない」は、一番のリスクです!

維持費③ 車検費用(250cc以上)

251cc以上のバイクは、新車登録から3年後、以降は2年ごとに車検を受ける必要があります。

車検費用には、重量税や自賠責保険といった「法定費用」と、お店に支払う「点検整備費用・代行手数料」が含まれます。

お店に頼むと概ね4万円〜8万円程度が相場ですが、交換部品があればさらに上がります。

こんさん

自分で通す「ユーザー車検」なら法定費用だけなので安上がりです!

バイクの車検については、以下の記事で詳しく解説しているので、もっと詳細を知りたい方は一度目を通してみてください。

バイクの車検で損したくない人必見!費用の内訳からユーザー車検の裏技まで完全網羅

維持費④ ガソリン代

バイクの維持費の中でも、ライダーによって変動しやすいのが、走れば走るほどかかる「ガソリン代」です。

燃費の良し悪しは維持費に直結し、ハイオク指定の輸入車やスーパースポーツなどは、この費用が少し高くなりがち。

こんさん

リッター50km走るカブと、リッター15kmの大型バイクじゃ、年間で数万円の差が出ますね。

維持費⑤ 駐輪場・駐車場代

自宅にバイクの駐車スペースがない場合にかかってしまうのが「駐輪場・駐車場代」です。

月極のバイク駐車場を借りる場合、住んでいる場所によって費用はまちまちですが、都心部では月額5,000円〜10,000円以上かかることも珍しくありません。

こんさん

バイクを購入する前に駐車場所の確保は必須です!

維持費⑥ メンテナンス代

バイクで安全に走り続けるためには、消耗品の交換は必須です。

エンジンオイル・タイヤ・ブレーキパッド・チェーン・バッテリーなど、これら消耗部品の中には「走らなくても劣化する」ものもあるため、定期的な予算確保が必要になってきます。

こんさん

「壊れないように交換する」のがメンテナンスです。愛車への課金は、将来の自分への投資だと思って割り切りましょう!

バイクのメンテナンスについては、下記の記事で初心者の方にもわかりやすく説明しているので、気になった方はぜひ一度目を通してみてください!

バイクメンテナンスの基本!初心者が自分でできる点検項目や洗車のコツまで完全ガイド

排気量別の年間維持費の目安

排気量別の年間維持費の目安

「で、結局いくら用意しておけばいいの?」 ここが一番気になるところですよね。

バイクの維持費は実際にどれくらいの金額がかかるのか?年間走行距離を10,000kmと仮定して、排気量別にシミュレーションしてみました。

算出条件
  • 年間走行距離:10,000km
  • ガソリン価格:151円/L(2026年1月の全国平均価格)
  • 燃費:排気量ごとの平均的な実燃費を設定
  • 駐車場代:自宅保管(0円)と仮定
  • 任意保険:年齢や等級で大きく変わるため、一律「年間30,000円」として仮定
  • 車検・自賠責・重量税:1年あたりの金額に換算

排気量別・年間維持費シミュレーション

項目原付(50cc)原付二種(125cc)普通二輪(250cc)普通二輪(400cc)大型二輪(1000cc~)
軽自動車税2,000円2,400円3,600円6,000円6,000円
重量税0円0円0円(届出時のみ)1,900円1,900円
自賠責4,280円4,280円4,885円4,455円4,455円
車検代0円0円0円25,000円25,000円
ガソリン代30,200円(50km/L)33,555円(45km/L)50,333円(30km/L)60,400円(25km/L)83,888円(18km/L)
任意保険30,000円30,000円30,000円30,000円40,000円
メンテ代10,000円15,000円25,000円40,000円60,000円
年間合計約7.6万円約8.5万円約11.4万円約16.8万円約22.1万円

※上記の内容はあくまで目安です。任意保険の年齢条件や等級、駐車場の有無によって金額は大きく変動します。

こんさん

大型バイクになるとガソリン代や消耗品代がグッと上がるので、250ccの倍近い維持費になることも珍しくありません。

「車体が高い=維持費が高い」ではない?

「高いバイクを買うと、維持費も高くなる」 これは半分正解で、半分間違いです。

なぜなら、バイクの維持費を大きく左右するのは、車体の値段よりも「そのバイクの運動性能(キャラクター)」だからです。

スーパースポーツなどの運動性能が高いモデルほど、速く走るための代償として、全ての維持コストは高額になります。

スーパースポーツの維持費
  • 消耗品:グリップ力の高いタイヤは、消しゴムのように減りが早いです。
  • サイクル:高性能な状態を維持するため、オイルやパーツの交換サイクルが短くなります。
  • 交換費用:カウル脱着の工賃や、専用の高級オイル・ハイオクガソリンなど、単価そのものが上がります。

つまり、「車両価格」と「維持費」は全く別で考える必要があるということ。

たとえ車両価格が安くても、ハイスペックなバイクは維持費が高くつきますし、逆に車両価格が高くても、汎用的なタイヤサイズでレギュラーガソリン仕様のモデルなら、維持費はグッと抑えられます。

値札の金額だけで判断せず、キャラクターやスペックを見て、そのバイクにかかる「ランニングコスト」を見極めることが大切です。

こんさん

高性能バイクはお金を食べて走りますね。笑

バイクの維持費を節約するには?

バイクの維持費を節約するには?

「バイクの維持費はかかるもの」と割り切るのも大切ですが、賢く維持費を抑えることは可能です。

ケチってはいけない部分と、削れる部分を見極めることが大切です。

節約① 定期点検を受ける

「点検はお金がかかるから…」と後回しにするのが一番の損!

例えば、バイクのチェーンが錆びて固着しているのを放置すると、それを受ける「スプロケット」まで削れてしまい、交換費用が倍増します。

また、ブレーキパッドも同様で、パッドが摩耗しきると「ディスクローター」を削ってしまい、数千円で済む話が数万円の修理コースになってしまうことも…。

早期発見・早期治療こそが、結果的に一番の節約になるのです。

こんさん

面倒くさがらず早めにバイク屋さんに見せるのが、お財布を守る一番の近道ですよ。

節約② 低燃費走行を心がける

最も簡単な節約術といっても過言ではないのが、「低燃費走行」を心がけることです。

バイクは急発進・急加速を控えるだけでも、燃費は10〜20%変わります。

低燃費走行は、ガソリン代だけでなく、タイヤやブレーキの減りも抑えられるので、お財布にも愛車にも優しい運転を心がけるようにしましょう。

こんさん

長距離ツーリングで燃費を伸ばしてみるのも意外と楽しいですよ!

節約③ 自賠責保険は長期で契約する

車検のない250cc以下のバイクの場合、自賠責保険は1年契約よりも3年、5年といった長期契約の方が、1年あたりの保険料は圧倒的に安くなります。

長く乗るつもりなら、最長期間で加入するのが最もお得な方法です。

こんさん

再度加入するのも手間なので、迷ったら長めに入っておくのが吉です!

節約④ 任意保険を見直す

バイクの維持費を節約するなら、任意保険の見直しも良い手ですね。

更新のタイミングでもいいので、補償内容を見直すようにしましょう。

「昔つけたけど今は不要な特約」がないかチェックしたり、ネット型保険(ダイレクト型)に切り替えるだけでも年間数千円〜数万円安くなることもあります。

こんさん

年齢条件の変更忘れは結構あるあるです!もったいないので誕生日のタイミングで要チェック!

節約⑤ 簡単なメンテナンスは自分で行う

洗車はもちろん、チェーン清掃や注油、エアチェックなどは特別な工具がなくてもできます。

初心者の方は、オイル交換を自分でしてみるのも良いでしょう。

これらを自分で行うことで、お店に頼む工賃を節約できるだけでなく、愛車の異変に気づきやすくなりますよ。

こんさん

自分でチェーンを磨いてピカピカになると、愛着も湧くし走りも軽くなるし最高です。まずは洗車から始めてみましょう!

節約⑥ ユーザー車検に挑戦する

バイクの車検費用を安く抑えたいなら、自分で陸運局に持ち込む「ユーザー車検」も一つの手です。

お店に頼む「代行手数料(1〜2万円程度)」が浮くため、コストダウン効果はかなり大きいです。

ただし、整備は自己責任となるため、自信がない方は2回に1回はお店にお願いするなど、バランスを取るのがおすすめです。

こんさん

僕も最初はビビりましたが、案外ユーザー車検は余裕です!

表には出てこないバイクの「隠れ維持費」

表には出てこないバイクの「隠れ維持費」

ここまで、税金やガソリン代といった「計算できる維持費」を見てきました。

ですが、実際のバイクライフでは、定期的ではないものの「忘れた頃にやってくる出費」というものも存在します。

年間の計算表には入れにくいけれど、長く乗っていれば必ず発生する「その他の変動費」についても、最後にさらっと紹介しておきます。

ヘルメットやウェアの「買い替え費用」

ヘルメットには推奨使用期限(購入から3年など)がありますし、グローブやレインウェアも消耗品です。

「一度揃えれば終わり」ではなく、数年ごとの買い替え予算も頭の片隅に入れておきましょう。

突発的なトラブルに備える「予備費」

「朝起きたらバッテリーが上がってた」
「ツーリング先で釘を踏んでパンクした」

こうしたトラブルは予測できるものではありません。

いざという時のレッカー代や修理費として、少し予備費を持っておくと安心です。

外出先の駐輪場代などの「運用コスト」

ツーリング先の観光地での駐輪場代や、有料道路の料金、フェリー代なども、広い意味では「バイクで遊ぶための維持費」です。

これが意外とチリツモで効いてくる出費だったりします。

こんさん

ちなみに、一番無駄な維持費は「違反金」です(笑)。ゴールド免許なら保険料も安くなりますし、安全運転こそが最強のコストカット術ですね。

まとめ

いかがでしたか?今回は「バイクの維持費」について、リアルな金額と節約のコツを解説してきました。

もう一度、今回の重要ポイントをおさらいしておきましょう。

この記事の重要ポイント
  • 税金は「4月1日時点」の所有者に課税される
  • 250ccを境に「車検の有無」で維持費の仕組みが変わる
  • 任意保険は必須!条件を見直して賢く節約する
  • 定期点検を受けよう!「早期発見・早期交換」が結果的に一番安上がり

バイクはお金のかかる趣味かもしれません。

ですが、それ以上に風を切って走る爽快感や、旅先での出会い、愛車との時間は、お金には代えられない価値があります。

無理のない範囲でしっかりと維持費を管理し、愛車と長く付き合っていくための準備をしておいてくださいね!

以上、こんさんでした!

FAQ
【バイクの維持費に関するよくある質問】

やっぱり250ccが一番コスパがいいんですか?

トータルバランスで見れば優秀ですが、使い方によります。
車検がなく、高速道路にも乗れるという意味では、確かにバランスが良いです。
ただし、街乗りメインなら燃費の良い125cc(原付二種)の方が圧倒的に安くなりますし、逆に長距離メインなら400ccの方が耐久性が高く、結果的に維持費が変わらないケースもあります。

バイクの税金は分割払いできますか?

基本的には一括払いです。
金額も数千円~6,000円程度ですので、5月のゴールデンウィーク明けの出費として準備しておきましょう。

メンテナンスを全くしないと維持費は安くなりますか?

一時的には出費が減りますが、長期的には確実に高くなります。
オイル交換をサボればエンジンが壊れますし、チェーンやタイヤを放置すれば事故に繋がります。
整備をサボって廃車にならないよう、必要なコストはしっかりかけるのが、結果として一番の節約です。

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    こんさん
    山族ライダーズの裏方スタッフをしている「こんさん」です。 裏方業務の一つとして、少なからずライターとしての経験があった僕が、記事の執筆を任される運びとなりました。 まだまだ若輩者ですが、ライダーの1人として皆さんのお役に立つ情報を発信していきます! 現在は、メグロS1とCRM80を所有中!岡山近辺で見かけたらそれは僕かもしれません。