【バイク購入】新車と中古車どっちがいい?コスパ・リスク・後悔から考える最適解

【バイク購入】新車と中古車どっちがいい?コスパ・リスク・後悔から考える最適解

どうも!山族ライダーズのゴル氏です!

バイクを新しく購入するとき、新車にするか、それとも中古車にするか、どちらにしようか迷っている方は、多くいらっしゃるかと思います。

よくあるライダーの悩み
  • 「新車にしたいけど価格がちょっと…。」
  • 「中古車にしたいけど故障が心配…。」

実際に僕自身も、バイクに乗り始めたばかりの初心者の時に同じ悩みを抱え、結果後悔が残る選択をしてしまったのは今でも忘れられません。泣

最近では、カワサキのレブルやホンダのZ900RSなど、現行モデルのバイクにも関わらず、新車が欲しくても手に入らない車両もあるので、仕方なく中古車に乗っている方もたくさんいます。

ということで、今回はバイクの新車・中古車のメリットとデメリット、結果どちらがおすすめなのかを初心者向けにお伝えしていきます!

また、僕が経験した新車にするか中古車にするかのバイク選びの失敗談もお伝えします…。

新車バイクのメリット・デメリット

新車バイクのメリット・デメリット

それでは、まずはじめに、新車バイクのメリットとデメリットから一緒に見ていくとしましょう。

新車バイクのメリット

メリット① 車両トラブルの危険性が少ない

新車のメリットはなんといっても、中古車と比較して車両トラブルが少ないという点になります。

やはり中古車の場合は前オーナーがどんな乗り方をしていたのか、どんなメンテナンスをしていたのか、すべてを把握することはできません。

そのため、外からは見えない箇所に欠陥が生まれていたり、思わぬ点に歪みが生まれていたりなんてことも、それほど珍しいことではありません。

マジもんのハズレ車両を引いた場合は、修理のランニングコストでバイク一台買えるくらいにもなります。

特に外車は、パーツの一つ一つがゲキ高なので、外車のハズレ車両はやばいです。。。

しかし、新車の場合はもちろん走行距離0kmの完全新品の状態で納車されますので、そういった劣化による車両トラブルはほぼありません。

但し、新車もリコールとなる可能性はあります。

リコールとは
メーカーが車両の欠陥を発見し、車両を全ユーザーから回収して、無料で修理すること。

ゴル氏

僕はリコールはタダでメンテナンスしてくれてるって思って、結構プラスに捉えてます。笑

メリット② 最新モデルの優越感はたまらない

新車はやはり最新モデルのバイクになります。

そのため、同じ型のバイクが横に並んでも「自分のは最新モデルなんだぜ」っていう優越感は、どこか心の奥であったりはしますよね…( ̄▽ ̄)

それに、道の駅などバイク乗りが集まっている場所に行くと、まだ発売して間も無いモデルのバイクだと、バイク乗りがそのバイクを見に来てくれたりするんですが、それもなんだか嬉しいです!

なので、まだバイク友達が少ない初心者のうちは、仲の良いライダーさんを見つける、ひとつのキッカケになってくれることもあるでしょう。

ゴル氏

受注が停止してしまっている新型バイクなんかだとさらに優越感上がりますね。

メリット③ バイクへの愛着が尋常ではない

僕は新車と中古車、どちらのバイクにも乗った経験がありますが、なぜだか分かりませんが振り返ってみると、新車のほうがバイクに対する愛着が湧いていたというような記憶があります。

初めてのバイクだったということもあると思いますが、やはり0から全てカスタムを自分で行って、走行距離も0から共に歩んできたというのが、愛着を湧かせてくれた要因ではないかと思います。

これは人それぞれの感覚かと思いますが、僕と同じように感じる方も多いのではないでしょうか。

ゴル氏

書いてて、新車乗りたくなってきました。。。

メリット④ 新車には中古車にはない輝きがある

中古車でも良くメンテナンスされている車両は綺麗ですが、やはり新車の輝きには敵いません。

中古車だと、走行距離が少ない車両でも、よく見てみるとやはり必ずどこかには小傷はあります。

ショップにもよると思いますが、僕が買った新車の車両は、まだ所々に保護フィルムみたいなものが貼られていて、それを剥がすのがたまらなく心地良かったことを今でもよく覚えています。

ゴル氏

車両の綺麗な状態を目にしたからこそ、そのまま綺麗に乗ろうとよくメンテナンスをしたり、愛着が湧いたりするんですかね?

メリット⑤ カタログを見ている時間が楽しい

これはあんまり気にしたことないって方も多いと思いますが、車でもそうなんですけど、新車って自宅とかでカタログを見て、それに乗ってる自分を妄想しながらワクワクしたりしません…?

中古車はショップにカタログは置いておらず、その場で現物を見て、決断することが多いです。

それはそれで、現物が見えるということでメリットなんですけど、自分が乗るバイクの現物見ていない状態で、カタログで妄想を膨らませながら納車を待つというのもドMな僕は結構好きです。笑

ゴル氏

所有してもいないバイクのカスタムパーツを探しまくるなんてバイク乗りならあるあるでは?笑

新車バイクのデメリット

デメリット① 納車待ちの期間が比較的長い

ここからは新車のデメリットになりますが、新車はやっぱり中古車より納車に時間がかかります

まあその分納車した時の喜びは倍増するんですが、早く乗りたいっていう気持ちのほうが勝る方にとっては、これを耐えるのは結構きついです…。

さらに最近の人気車両だと、半年待ちとか1年待ちとかもあったりするんですが、それだけ待ってると欲しいバイクが変わる可能性もあります。

僕の感覚ですが、欲しいバイクが見つかって、本当に購入を決断する人は、中古車でもすぐに手に入る方を選ぶ確率のほうが高いと感じます。

ゴル氏

乗りたいバイクが決まったら早く乗りたいですよね。

デメリット② 0からカスタムなのでお金がかかる

新車で納車したバイクは、もちろんすべてのパーツが純正パーツで統一されています。

反対に中古車両の場合は、純正パーツも付属しているがマフラーがカスタムされていたり、レバーがカスタムされていたり、初めの段階でどこかがカスタムされているという場合が多いです。

そのため、新車は0から自分でカスタムをしていく必要があるため、中古車よりカスタム代が嵩んでくるというのもデメリットの一つでしょう。

さらに最新モデルの場合は、大型中型など車種に関わらず、大手カスタムブランドが最初にパーツを販売していくので、どのカスタムパーツも目が飛び出るくらい高いというのもデメリット。

ゴル氏

安く済ませようとして、情報が少ない中で下手に汎用パーツを買ってしまったら、結果付かないなんてのも、めっちゃくちゃあったりします…。

デメリット③ 新モデルはカスタムパーツが少ない

これは先ほどのデメリットと似ていますが、最新モデルのバイクは、選べるカスタムパーツの種類がかなり少なく、どれも高額となってきます。

そのため、人気車種だと、道の駅に行ったらまるっきり一緒のバイクが横に止まっていたり、個性を出すのが難しいのもデメリットでしょう。

ちなみに僕の場合、バイクは個性出してなんぼじゃいって思ってて、人と被りたくないタイプなので、これが結構キツかったりするんですよね…。

そして、選択肢が少ない中で焦って高額なカスタムパーツを買った結果、すぐに好みの新しいカスタムパーツが出て後悔することもあります。泣

ゴル氏

ワンオフっていう選択肢もあるにはありますが…。価格も時間もそれなりですよね。

デメリット④ 手放す時の買取価格がガタ落ちすることも

超当たり前のことですが、新車を買った場合でも売るときには、その車両は中古車になります。

そのため、多くのバイクは、中古車を選んだ場合より、リセールバリューが大きく落ちます

最新モデルのバイクを新車で買って、超低走行の状態ですぐに売却した場合は別です。

Z900RSなどの人気車種は、反対に買取価格の方が値段が高くなるため、利益目的で新車注文を入れる方もいますが、正直言って転売は外道です。

本当に欲しいと願う人の夢を壊して「なんの付加価値も付けず」に利益を得る外道は許せません。

もしあなたの身の回りに、そういう方がいて自慢してきたら、害虫を見るような顔で優しく「本当によかったね」って言ってあげてください。

話が逸れましたが、特にMVアグスタやドゥカティといった外国車は値段が高い上に買取時の下落率がかなり大きく、400万で買ったバイクを1ヶ月後に売ったら250万だったなんてこともざらにあるので、新車購入との相性は悪いです。

そのいちばんの理由は、パーツがホンダやヤマハといった国産バイクより高額なため、商品化までの整備にかかる費用が大きくなってしまう点です。

ゴル氏

販売後の保証にもコストがかかることを見越して、査定の段階で利益幅を多めに確保しておこうと考えられてしまうのも納得かもしれませんね。

デメリット⑤ 慣らし運転が思ったよりしんどい

そして、僕が新車購入のいちばんのデメリットと感じるのがこの「慣らし運転」ですね。

慣らし運転とは
新車バイクを本格的に走行させる前に必要となってくる準備運動的な運転のこと。

慣らし運転をやるかやらないかはそれぞれの自由なのですが、メーカーが推奨していることで、やらなかった場合は、初期不良に繋がる場合もあるので、まあこれはやっといたほうがいいです。

最近のバイクは優秀だから大丈夫!

という考えの方もいますが、まあ人間と一緒で、どんな運動神経良い人でも、いきなり全力で走らせるより、準備運動はしたほうがいいでしょう。

ちなみに慣らし運転は以下のように行います。

慣らし運転のポイント
  • 高い回転数までエンジンを回さない
  • 中型以下のバイクは高速道路を避ける
  • 走行距離1000kmまで上記を守る

大体回転数はレッドゾーンの半分程度に抑えるなんて言われているので、250ccのバイクだと必然的に高速道路は走れなくなってきますよね。

めっちゃだるくないですか…?しかも、1000kmって長すぎません…?

僕の周りのバイク友達は、年間1000km乗ってない奴も多いので、そいつらが新車なんて買ったら一生ならし運転してるんじゃないでしょうか。笑

ちなみに僕は新車を買った時に、慣らし運転はやらなかったんですが、やらないって決めても、心のどこかで罪悪感を感じながら乗ってました…。

お前はやってないんかい!」という声が聞こえた気がしたのは、気のせいでしょうか…?

ゴル氏

初心者ライダーさんの初バイクとかだと、全然問題ないかと思いますが「早くこいつの本当の実力を見てみたい!」と、もどかしさを感じる方も結構いるのではないかと思います。

中古車バイクのメリット・デメリット

中古車バイクのメリット・デメリット

新車バイクのメリットとデメリットは、十分に理解できました?それでは次に、中古バイクのメリットとデメリットを見ていくとしましょう。

中古車バイクのメリット

メリット① 基本的に新車バイクより車両価格が安い

基本的に中古車は新車のバイクと比較すると、車両価格が安くなるというのが基本です。

現代は、バイクの需要が増え、中古車のほうが高くなっている車種も異常なほど存在してますが、やはりほとんどの場合は中古車が安いです。

なので、なるべく初期費用を抑えて、色んなバイクに乗ってみたいという方は、初期費用面で言えば、中古車の方が優れていると言えるでしょう。

ゴル氏

安めの個体を選べば、車検ごとに乗り換えるなんてこともできたりしますね笑

メリット② 慣らし運転に気を遣わなくて良い

先程もお伝えしたように、新車でバイクを購入した場合は、走行距離1000kmまでは、初期不良などを起こさないように「慣らし運転」という走行方法を行うことをメーカーは推奨しています。

しかし、中古車の場合は、走行距離が1000kmを超えている車両に関しては、面倒と感じやすい慣らし運転を行う必要性は無くなってきます。

まあ逆を返せば、その車両がきちんと慣らし運転が行われたバイクなのかは分からないというデメリットも発生しますが、すでに走行距離が数千キロを超えている車両については、初期不良などの危険性は乗り越えたバイクと言えるでしょう。

僕の中では、このメリットが大きいです。

僕が新車を買った時は、慣らし運転をしなかったのですが。というか途中でもういいやってなったんですが、相当気を遣って乗っていました。汗

ゴル氏

まあこれは、人の感じ方次第ですね。

メリット③ 既存カスタムパーツを上手く活用できる

既に中古バイクを見てみたり調べた人はご存知かと思いますが、中古バイクの中には前オーナーがカスタムしていたパーツがそのまま車両に取り付けられて、販売されている車両も存在します。

普通に買ったら、10万円以上もするパーツが普通に付いて販売されていて、しかもそれがフル純正パーツの車両と同じ価格帯で並んでいます。

そして、そのカスタムパーツと一緒に、純正パーツも一緒に付いてくることも多いです。

これってめちゃくちゃお得に感じません?

そのまま使ってもいいですが、僕がバイクを購入する時にやってるのは、元々付いていたカスタムパーツを外してメルカリ等で売って、ほしいカスタムパーツ代の足しにしていたりします。

ついこの間も、YouTube上には出していないバイクを買ったのですが、付いていた定価13万円のスリップオンマフラーを外し、それを売ることで、定価21万円のフルエキマフラーを5万円という破格の値段で手に入れることができました。

僕はバイク選びの段階で、どんなカスタムパーツが付いているかを見て、そのパーツを売ったらどうなるかを考えてからバイクを買っています。

ゴル氏

ちなみに定価21万のマフラーをどうやって16万で買ったかについては、今後YouTubeでお話できればと思うので、チャンネル登録お願いします!

メリット④ 新車に比べて値引きをしてもらいやすい

ここでいきなり問題です!!!

教習車でも使われている「CB400SF」。このバイクを新車で販売するか、中古で販売するか、ショップ側はどちらの方が利益率が高いでしょうか…?

答えは「中古」です。

利益率とは?
売上に対する利益の割合。100万円のバイクの利益率が10%であれば、利益は10万円。

細かな解説は省略しますが、新車の場合はショップの利益率は大体「10%〜20%」くらいです。

反対に中古車の場合は、その車両を仕入れた営業マンとその車両を売った営業マンの技量にもよりますが、大体「20%〜30%」という所でしょう。

つまり何が言いたいかというと、利益率が高いってことは、それだけ値切れる幅があるってこと!

なので、僕はバイクを購入する時は、いつも10%の値切りを目標にがめつく頑張ってます。笑

ゴル氏

ちなみに目標達成率は100%です!!!!

メリット⑤ 大幅な値下がりを回避しやすい

これは、車種はもちろん、売るときにどれだけ距離的にも年式的にも長く乗ったかによって大きく左右されますが、中古車の場合は売却するときに、比較的大幅な値下がりを回避することが可能です。

ホンダやヤマハ、スズキなどの国産車より、特に外国車はこれに当てはまってきます。

例えば、MVアグスタが2020年に発売した、うちのリーダーの朝山すずが乗りたがっている「スーパーヴェローチェ800」を例に挙げましょう。

スーパーヴェローチェ800画像

スーパーヴェローチェ800は、2023年当初新車の車両価格が約300万円で販売されていました。

しかし、2025年現在の中古価格を見てみると、なんと220万円くらいの価格になっております。

ということは、買取価格は高くて150万円

新車納車からたった2年の低走行車両で、なんとリセールは50%以下の金額になっているので、それだったら絶対中古で買った方がいいですよね。

ゴル氏

外車は車種によってはかなりリセールが落ちてしまいますね。

中古車バイクのデメリット

デメリット① 車両によって当たり外れがある

ここからは中古バイクのデメリットです。

これはもう容易に想像が付くかと思いますが、中古バイクは本当に当たり外れがあります。

年式が新しいバイクだと比較的心配ありませんが、特に年式の古いバイクや走行距離がかなり走っているバイクだと、ハズレを引く可能性が高くなってくるので、購入前の見極めが必要となります。

また個人売買でバイクを買おうものなら、その危険性は何十倍にも高まってくるでしょう。

やはり個人売買は、整備面でも販売面でも素人がノークレームノーリターンで売っているものなので、そりゃトラブルも増えるわなって感じです。

また店舗で購入する場合でも、保証内容がショップごとに違っていたり、トラブルへの対応もショップによって違うので、車両状態だけではなくどの店舗で購入するのかの見極めも重要です。

ちなみに、バイク王は最長7年という期間の長期保証があり、やはりブランド力がその辺の店舗とは違いますから、安全に購入ことができますよ。

ゴル氏

僕の周りの個人売買でバイクを売り買いした人は、半数以上がトラブってるので要注意です。

デメリット② 修理パーツが手に入らない場合もある

これは先程のデメリットに関連してきますが、年式が古いバイクが故障してしまった場合、交換パーツが手に入らないという事も普通にあります。

その場合は、オークションで交換パーツが出品されるのを待ったり、もう思い切って交換パーツ用の車両をもう一台買ったり、最悪の場合は売却するという選択肢を選ばざるを得なかったります。

壊れやすいのに壊れた時の修理ができない可能性もあるということを認識しながら、年式が古いバイクを買う方は、かなりのチャレンジャーです。

パーツが無いのは保証が手厚くても直せません。

ちなみに、アニキも1978年式のヴィンテージハーレー「FXS-1200ローライダー」に乗っているんですが、案の定ぶっ壊れてパーツがぜんぜん見つからなくて、まったく乗れていない状態です。笑

アニキのローライダーは、年式の割に走行距離が全然行ってなくて、恐らく日本一走ってないであろうローライダーだったのですが、そんなバイクでも古いと壊れてしまうんですよねぇ…。

ゴル氏

ちなみにアニキのローライダーは状態がバカ良かったので、450万円くらいしたんですが、恐らくツーリングは3回くらいしか行ってません。笑

デメリット③ 過去の扱われ方がわからない

そして、中古車の一番のデメリットは、過去にどんな乗り方をされていたかがわからない点です。

きちんと店舗で整備されていても、どうしてもこれまでの乗り方によって、影響は出てきます。

特に僕が危険だなと感じるのはオフロード車。

オフロード車は普通に一般道路を走る用で購入する方も多いですが、中にはオフロードというその名の通り林道を走りまくっている人もいます。

こういったバイクは、やはり痛んでしまっているため、寿命が短くなっていることが多いです。

初心者の場合は、こういった部分を見極めたり、店舗側から上手く聞き出すことが難しいと思うので、後悔する結果となることも多いでしょう。

ゴル氏

練習用と割り切ってボロいオフ車を買うのはアリです笑

デメリット④ 必ずどこかに一つは妥協が必要

中古車は選べる車種は多いですが、なかなか自分が本当に理想としているバイクは見つかりません。

欲しい車種は見つかったけど、狙っていたシリーズが見つからなかったり、理想の車両を見つけたけど、クッッソダサいカスタムがされていて、交換パーツも手に入れるのが難しい状態だったり。

特に中古車の場合、傷は100%入っています。

あらゆる面で、どこか一つは妥協が必要になってくるというのも、中古車のデメリットでしょう。

僕はいま、とある旧車を狙っていて、少なからず在庫が存在しているのを確認しているのですが、その車両はシートがなんとも言えない色をしていたり、ホイールも純正パーツからカスタムされてしまっていたりするんですよね。

ゴル氏

80年代のバイクともなると、純正パーツを手に入れるのは至難の技なので、買えずにいます。

デメリット⑤ 最新モデル以外の車両は試乗車が無い

新車はディーラーが行っている試乗会などに参加すると、大体の車両は試乗することができます。

しかし、中古車は基本的に試乗ができません

中古車も試乗できたらいいのにと思いますが、試乗は公道を走りますからナンバープレートの登録が必要だったり、任意保険の加入が必要です。

いつ売れるかわからないバイクに、ショップ側も予算を割くのは非常にリスキーですからね。

乗り味を確かめることができないというのは、かなり痛い部分ではありますが、またがって乗車姿勢を確かめることはできるので、遠慮せずどんどん沢山のバイクを跨らせてもらいましょう!

ゴル氏

まあ結果買ってしまったら、乗り味悪いとかは全く気になりません。乗り味悪くても「それが良んだよなぁ」とか言っちゃってるはずです。笑

新車購入をおすすめする人の特徴

新車購入をおすすめする人の特徴

ここまで新車と中古車のメリット・デメリットをお伝えしてきましたが、以下の3つに当てはまる方は、新車で購入することをおすすめします。

新車購入がおすすめな人
  • 初めてバイクを購入する人
  • 絶対に試乗して決めたい人
  • メーカー保証を利用したい人

中古車はやはり当たり外れがあるし、昔のバイクだと乗り味にも一癖がある車両が多いです。

そのため、初めてバイクを購入する初心者の方や、絶対に乗り味を確認してからバイクを買いたいという方は、新車での購入を選ぶべきでしょう。

中古車販売店だと保証は購入した時点の走行距離から1000kmまでとか、購入から1ヶ月までといった保証が多いですが、新車に付帯するメーカー保証はメーカーによって異なりますが、年単位の長期保証も多くなっています。

ゴル氏

長期保証に魅力を感じる人も、新車購入がおすすめかもしれません。

中古購入をおすすめする人の特徴

中古購入をおすすめする人の特徴

反対に中古車をおすすめするのはこんな方です。

中古購入がおすすめな人
  • 費用を抑えて沢山のバイクに乗りたい人
  • 小傷なども含めてバイクを可愛がれる人
  • 新車では手に入らないバイクが欲しい人

小傷やある程度のリスク等を理解した上で、費用を抑えてたくさんのバイクに乗りたい方は、中古バイクを買った方が良いと言えるでしょう。

新車で手に入るバイクは限れられており、ほとんどのバイクが中古でしか手に入りません。

例えば、現在新車でも手に入るホンダのレブルでも、黄色タンクのレブルがほしいとなれば、黄色タンクは2017年のモデルでしか販売されていないので、必然的に中古での購入になってきます。

ゴル氏

この車種のこの年式のこのモデルが好き!っていう人はかなりいるはず笑

新車バイクか中古バイク、結局どっちがコスパいい?

新車にするか中古車にするか、最終的にコスパで決めたいという方も多いと思うので、ここでは新車と中古車のコスパを比較していきましょう。

これは以下3点で比較すると答えが出ます。

新車と中古車の比較ポイント
  • 初期コスト(車両価格)
  • ランニングコスト(メンテナンス)
  • リセールバリュー(売る時の価格)

基本的に新車の場合は初期コストが高く、ランニングコストが安い。中古車の場合は逆に、初期コストが安く、ランニングコストが高くなる

中古車は中古だから車両価格が安くて、新車はパーツが全部新品だからランニングコストが安い。

なので、最終的にはリセールバリューです。

期間を長く乗る予定の場合は、新車で買うと型落ちが進むのでリセールバリューが悪くなります。

反対に、低走行且つ数年で売却する予定なら、新車で買えば、新しいモデルの低走行車両として高く買取してもらうことができるでしょう。

なので、結果的には長く乗る予定かすぐ売る予定かで判断すればいいのではないかと思います。

ゴル氏

まあでも、こんなバイクの買い方は結果後悔を生むので、乗りたいのに乗るのが一番でしょうね。

ゴル氏が新車を買って後悔した話

それでは最後に、僕が初めてバイクを買った16歳の頃の経験をお話して終わりにしましょう。

僕が初めて買ったバイクはカワサキの「Ninja400」という2014年式の当時でいう最新モデルの新車バイクでした。

Nija400の画像

このバイクを買う時、もう一台「CBR400F」というバイクとどちらしようか悩んでいたのですが、結果的に新しいバイクのほうが安心して乗れるだろうということで、本当に欲しかったのはCBRでしたが、安心のためにニンジャを購入しました。

CBR400Fの画像

ちなみにニンジャは75万円、CBRは60万円くらいの価格だったかと思います。

そして、購入を決めた直後に、登坂広臣(三代目 J Soul Brothers)さんが主演を務めるホットロード実写版が大ヒットし、映画内でCBR400Fが登場

CBR400Fに乗っていれば、彼女ができたはずだったと、まず一つ目の後悔を経験しました。。。

そして、それから数年経ち、今の訳がわからないほどのネイキッドの高騰が起きて、なんとCBR400Fはものによっては500万円を超える価格になりました。

過去を知ってるからこそ、中型に500万を掛ける器量は僕にはなく、CBRに乗る夢は散りました。

これが2つ目の後悔ですね。。。

結果論にはなりますが、カワサキNinja400も良いバイクでしたが、最新モデルのバイクだったので、いつでも乗れたバイクだなって思います。

このCBR400Fのように、今しか乗れないバイクって、めちゃくちゃたくさんあると思います。

なので、今のことだけを考えてバイク選びをするのではなく、今後のバイク人生のことも考えて、今何を乗っておくべきかを選ぶと良いでしょう。

ゴル氏

時には妥協も必要ですが、後悔だけはしないようにしましょう!

まとめ

まとめ

ということで、今回はバイクを新車で買うか、それとも中古で買うかを悩んでいる方に向けてのアドバイスコラムでした。

ここまでの流れを見ると、なんとなくお分かりかと思いますが、僕は「中古バイク派」です。

僕はなるべく多くのバイクに乗っていきたくて、なにより元々中古車両に付いているカスタムパーツを有効活用すると、お得にカスタムを楽しめるというのが大きなポイントになってきます。

そして、中古車の最大のデメリットである故障に関しても、僕は故障さえも愛せるタイプなので、あまりデメリットとして感じていません。笑

それぞれの考え方はあると思いますが、今回の記事があなたの今後歩んでいくバイクライフの参考になれば、たいへん嬉しく思います。

またこれからバイクに乗るという方は、気軽にバイクのことを相談できるショップや友達を見つけて、情報交換できる環境を整えていきましょう。

それでは、今回は以上!ゴル氏でした!

ゴル氏

お時間に余裕があれば、文章も読み疲れたと思うので、休憩がてら僕達のユーチューブを見て、少しでも笑って癒されて頂けると幸いです!