① XSR155の概要・価格
- 車種名
- XSR155
- メーカー
- YAMAHA
- 発売日
- 2026年6月30日
- 発表日
- 2026年5月13日
- 車両価格
- ¥539,000(税込)
- カテゴリ
- ネオクラシック
ヤマハ XSR155は、海外ではすでに販売されていたものの、日本では長らく正規導入されていなかった軽二輪ネオクラシックモデルです。これまでは一部ショップが海外仕様を輸入して販売していましたが、保証やリコール対応の面で不安が残る存在でもありました。今回の国内正規発売により、XSR125の扱いやすさに155 ccエンジンの余裕を加えた、街乗りからツーリングまで楽しめる一台として注目されています。VVA搭載エンジンや倒立フォークなど、排気量以上に本格的な装備も魅力。
② 外観の特徴










XSR155は、オーセンティックな美しさの中に、どこへでも行けそうなアクティブな佇まいを秘めたネオクラシックスタイル。
- XSRらしい丸目ライト XSR155の外観で目を引くのが、ネオクラシックらしい丸型ヘッドライト。現代的なLEDライトを採用しながら、丸目のシンプルな表情にすることで、旧車のような親しみやすさと新型車らしい精悍さを両立。スポーツモデルのように鋭く睨むデザインではなく、街中でも自然に馴染む柔らかさがあり、ファッション感覚で乗れるバイクとしての魅力を強く感じさせます。
- 細身で上質感のあるタンクライン 大柄で威圧感のあるデザインではなく、スリムでまとまりのあるタンクラインにすることで、155 ccクラスらしい軽快さを外観からも演出。安っぽく見えないよう、面の張り出しやサイドカバーの処理が丁寧に作られ、排気量以上にしっかりした存在感があります。
- クラシックなのに足まわりは本格スポーツ 見た目はクラシック調ですが、足まわりはスポーティな印象を受けます。倒立フロントフォークや前後17インチホイール、太めのリアタイヤによって、ただのレトロバイクではなく、走りを意識したモデルであることが伝わります。
- 印象が大きく変わるカラーラインナップ 選ぶカラーによって、乗り手の雰囲気まで変えられる点が魅力。ブラックメタリック12(ブラック)は、往年のヤマハスポーツを思わせる雰囲気があり、落ち着いた中にも走りの血統を演出。グリーニッシュグレーメタリック2(グリーン)はファッション性が高く、街中でも目を引く個性的なカラー。ライトブルーイッシュグレーメタリック9(シルバー)は、金属感のあるネオクラシックらしさが強く、カスタムベースとしても映える印象があります。
- 小排気量でも所有感を満たすボディ 155 ccという扱いやすい排気量ながら、外観から受ける満足感はかなり高いモデル。丸目ライト、スリムなタンク、短めのテール、スポーティな足まわりがバランスよくまとまり、小排気量にありがちな物足りなさを感じにくいデザイン。この絶妙なサイズ感こそ、XSR155の大きな魅力です。
③ カラーバリエーション



④ 電子制御・装備の特徴

XSR155には、公道での扱いやすさを高める5つの主要電子制御が搭載。
- 扱いやすさ重視の設計 過度な電子制御に頼らず、軽い車体と素直なエンジン特性で「バイク本来の操る楽しさ」を純粋に味わえるのがXSR155の魅力。自分の操作がそのまま走りに直結するシンプルさだからこそ、飽きずに長く付き合える一台。
- VVAが155ccエンジンの走りを底上げ 小排気量エンジンは、低速の扱いやすさと高回転の伸びを両立しにくいですが、VVAによって低中速では街乗りで扱いやすく、高回転ではスポーティな加速感を楽しめます。高速道路を使った移動やワインディングでも、軽二輪らしい余裕が期待できます。
- アシスト&スリッパークラッチ搭載 クラッチ操作を軽くし、シフトダウン時の急なエンブレを抑えるアシスト&スリッパークラッチを搭載。街乗りの疲労を減らすだけでなく、減速時の車体の乱れも抑制。走りの質を高める実用装備です。
- レトロ感と実用性が両立したメーター 外観はレトロな丸型ですが、中身は視認性に優れたLCDメーターを採用。スピード、タコメーター、ギアポジション、燃料計など、走行中必要な情報が一目でわかり、クラシカルな雰囲気と現代の実用性を両立。
- 安心感を高めてくれる本格足まわり 電子制御は控えめですが、ABSや倒立フォーク、大径ディスクブレーキなど走りの装備は本格派。軽量な車体とスポーティな足まわりが、街中だけでなくワインディングまで安心で軽快な走りを生み出す、実力派モデルです。
⑤ 足回り・エンジンの特徴

- 155ccでも楽しめるVVAエンジン 水冷SOHC4バルブ単気筒にVVA可変バルブ機構を搭載。小排気量は、低速域の扱いやすさを重視すると高回転の伸びが鈍くなり、高回転型に振ると街乗りで扱いにくくなりがちですが、低中速の粘りと高回転の伸びを両立。街乗りからワインディングまで軽快に楽しめます。
- 余裕を引き出す6速ミッション 6速ミッションを採用し、市街地から高速道路まで最適なギア選択が可能。125 ccクラスで不足しがちな高速域での余裕を、6速ギアが補います。軽快さを保ちつつ行動範囲を広げられるのが魅力。
- 急なエンブレを和らげる装備搭載 アシスト&スリッパークラッチにより、クラッチ操作を軽減。さらに、シフトダウン時の急なエンブレを和らげる装備が搭載され、発進停止の多い市街地では左手の疲労を軽減し、ワインディングでは減速時の車体の乱れを抑制。排気量クラスを超えた上質な操作感が魅力です。
- 気軽に振り回せる軽量スリムな車体 XSR155は、大型バイクのような迫力や重量感で魅せるモデルではなく、街中で気軽に乗れて、狭い道や駐輪場でも取り回ししやすいことが魅力。また、走行中は軽さだけでなくフレームの剛性感も感じやすく、スポーティな走りにも対応できるバランスがあります。
- 走りの質感を高める上質な足回り ネオクラシックな見た目を持ちながら、足回りは倒立フロントフォークや前後17インチホイールを採用。見た目だけのクラシックバイクではなく、しっかり走れる軽二輪として設計されているのがポイント。フロント周りの剛性感や接地感が得られやすく、ワインディングでも軽快なコーナリングを楽しめます。
⑥ 主要スペック一覧

車体諸元
| 全長 | 2,005 mm |
|---|---|
| 全幅 | 805 mm |
| 全高 | 1,075 mm |
| ホイールベース | 1,325 mm |
| シート高 | 810 mm |
| 車両重量 | 137 kg |
| 最小回転半径 | - |
| 燃料消費率 | 48.1 km/L |
エンジン
| 原動機型式 | G3Y5E |
|---|---|
| 気筒数・配列 | 単気筒 |
| 冷却方式 | 水冷 |
| バルブ駆動方式 | SOHC・4バルブ |
| 排気量 | 155 cc |
| 最高出力 | 19 PS(14 kW)/ 10,000 rpm |
| 最大トルク | 14 N·m(1.4 kgf·m)/ 7,500 rpm |
年式と走行距離を入れるだけで、今の愛車がいくらになるかすぐわかります。

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⑦ XSR155の良いところ

155 ccは中途半端に思われがちですが、125 cc譲りの軽さと扱いやすさを保ちつつ、高速道路に乗れるという現実的なメリットがあります。街乗りには大きすぎず、休日の遠出にも対応できる絶妙なサイズ感は、250 ccほどのボリュームや価格を求めない層に最適。
丸目ライトなどのクラシックな外観でありながら、VVAエンジンや倒立フォーク、前後ディスクブレーキといった本格装備を搭載。単なる雰囲気重視のファッションバイクではなく、所有感と走行性能のバランスは抜群。初心者から、セカンドバイクを探すベテランまで幅広く提案できる実力派の一台です。
2026年5月13日に国内正規モデルとして発表されました。並行輸入車時代は、保証やリコール、部品供給などのアフターサポート面で購入を躊躇するユーザーもいましたが、正規導入されたことで、購入後のメンテナンスやメーカー対応への不安を払拭。単に買いやすくなっただけでなく、安心して乗り続けられるバイクへ進化したことは、不安を感じていた人にとって大きな後押しになります。
⑧ XSR155の気になるポイント
155 ccは、高速道路は走れるものの、快適な巡航性能を求めるなら250 ccクラスに軍配が上がります。一方で、維持費や手軽さだけを重視するなら、125 ccで十分という見方もあります。125 ccと250 ccの「いいとこ取り」である反面、使い方によってはどちらつかずになりやすいのが難点。
短距離の高速移動やバイパス走行では便利ですが、長時間の高速巡航、強い向かい風、登り坂、タンデム走行では、250 cc以上のモデルと比べて余裕の差が出やすいモデル。XSR155は、街乗りや下道ツーリングを中心にしながら、必要な時だけ高速道路も使えるモデルと考えた方が自然。
国内正規モデルとして安心感が増した一方、価格面で250 ccクラスと比較されやすいのが弱点。予算を足せば250 ccクラスが視野に入るため、高速の余裕や車格、リセールを重視する人には割高に映る可能性があります。






