モデルチェンジ

【新型】CB400SF E-Clutch(ホンダ)のスペック徹底解説!VTEC廃止の理由と進化の全貌

CB400SF E-Clutch
HONDA · 2026 MODEL CHANGE
CB400SF E-Clutch
Next Stage CB

2026年7月11日、ホンダは「CB400SF E-Clutch」を正式発表。発進・変速・停止時のクラッチ操作を電子制御で自動化するシステムを搭載した新型バイクです。この記事では、外観の特徴・カラーバリエーション・電子制御・スペック・良いところ・気になるポイント・向いているライダーをライダー目線で解説。

① CB400SF E-Clutchの概要・価格

CB400SF E-Clutch 基本情報
車種名
CB400SF E-Clutch
メーカー
Honda
発売日
2026年8月26日
発表日
2026年7月11日
車両価格
¥998,800
カテゴリ
ネイキッドロードスポーツ

ホンダ CB400SF E-Clutchは、日本のロードスポーツを代表する名車「CB400SF」の伝統を受け継ぎながら、最新技術を融合させて誕生した新世代ネイキッドモデルです。長年にわたり多くのライダーから愛されてきたCB400SFの美しいスタイリングや扱いやすさはそのままに、新開発の水冷DOHC直列4気筒エンジンとHonda独自のE-Clutchを採用することで、これまで以上に快適でスポーティな走りを実現しています。

② デザインの主な変更点

CB400SF E-Clutch デザイン全体像
外観②
外観③
外観④
Honda E-Clutch
ヘッドライト
LEDのデュアルテールランプ
エキゾーストシステム
リアシート
セレクトスイッチ

伝統を感じさせる普遍的なスタイルと先進装備が高いレベルで融合し、新しい時代のスタンダードネイキッドとして仕上げられています。

  • 新時代のCBを象徴するフロントマスク 一目でCB400SFと分かる丸形ヘッドライトを継承しながら、その中身は最新世代へと大きく進化。従来モデルではハロゲンやLED化された丸目が「クラシックネイキッド」の印象を強く残していましたが、新型ではLED灯火類の採用と細部の造形を見直すことで、精悍さと先進性を両立。
  • プロリンク化が生んだ美しいシルエット 歴代CB400SFの象徴でもあったツインショックを廃止し、新たにプロリンク式リアサスペンションを採用。リア周りも大幅にスッキリし、車体中央に重量感を集約した現代的なスタイリングへ進化。見た目の軽快感が増しただけでなく、スイングアームやリアホイールがより際立ち、スポーティな印象も大幅に向上しています。
  • 筋肉質になった燃料タンク タンク形状を全面的に見直し、エッジを効かせた力強いデザインへと刷新。左右へ張り出したショルダー部分と絞り込まれたニーグリップエリアにより、停車中でも直列4気筒エンジンを包み込むような迫力を演出。ライダーが跨った際のフィット感にも配慮された造形となっています。
  • TFTメーターがコックピットを一新 二連アナログメーターをあえて刷新し、フルカラーTFTメーターを採用。ライダーが最も目にするコックピットは、現代のスポーツネイキッドらしい先進的な空間へと生まれ変わっています。
  • エキゾーストシステムを全面刷新 4本のエキゾーストパイプはシリンダーヘッドから自然なレイアウトで取り回され、新設計エンジンとの組み合わせによって、排気効率と出力特性の両立に成功。さらに、マフラー内部の構造も最適化されることで、直列4気筒らしい伸びやかなフィーリングと環境性能を高次元でバランスさせています。

③ カラーバリエーション

ウルフシルバーメタリック
ウルフシルバーメタリック

マットバリスティックブラックメタリック
マットバリスティックブラックメタリック

ロスホワイト
ロスホワイト

キャンディークロモスフィアレッド
キャンディークロモスフィアレッド

④ 追加された電子制御・装備

CB400SF E-Clutch 電子制御

CB400SF E-Clutchには、快適性と楽しさを高める主要電子制御が搭載されています。

  • クラッチ操作の常識を変える Honda独自の「E-Clutch」を採用。発進や停止、シフトチェンジ時のクラッチ操作を電子制御がサポートすることで、街乗りでの負担を軽減しながらも、必要に応じてライダー自身がクラッチレバーを操作できる自由度も残されています。
  • スロットルバイワイヤがもたらす、自然なライディング 従来のワイヤー式スロットルに代わり、電子制御式スロットル「スロットルバイワイヤ」を採用。一見すると地味な変更ですが、ライダーが感じる操作感には大きく影響する装備の一つです。
  • TFTメーターが広げる、新しいライディング体験 歴代モデルの象徴だった二連アナログメーターからフルカラーTFTメーターへと刷新。見た目の高級感はもちろん、ライダーへ伝えられる情報量も大幅に向上しています。
  • 新開発エンジンと最新電子制御技術の組み合わせ 長年CB400SFの代名詞だった「HYPER VTEC」が、新型モデルでは姿を消しました。新型では新開発エンジンと最新の電子制御技術を組み合わせることで、従来とは異なるアプローチを採用。より自然な出力特性や環境性能、さらにはE-Clutchとの高い親和性など、総合的な性能が向上しています。
  • 電子メカとの新しい関係性 Honda独自のコネクテッドサービス「Honda RoadSync」を採用。スマートフォンとBluetooth接続することで、ナビゲーションや電話、メッセージ、音楽などをTFTメーターへ表示でき、ハンドルスイッチや音声操作で利用できるシステムです。

⑤ 足回り・エンジンの変更点

CB400SF E-Clutch エンジン・足回り
  • 目指したのは「速さ」より「気持ち良さ」 新型ではエンジンを新設計。単純な最高出力アップではなく、街中からワインディングまで幅広いシーンで扱いやすい出力特性へと進化しています。
  • 新しいステージへと進化した足回り 歴代モデルの象徴でもあったツインショックを廃止し、新たにプロリンク式リアサスペンションを採用。プロリンク化により、単なる扱いやすいネイキッドではなく、高い旋回性能やトラクション性能を追求した「成熟したスポーツモデル」へと進化しています。
  • フレームとの一体感 新設計エンジンだけでなく、車体全体のバランスも向上。フレーム、エンジン、足回りがそれぞれ独立して存在するのではなく、一つのパッケージとして最適化されたことで、ライダーはより自然な操作感を味わえるようになりました。
  • 電子制御と足回りが生み出す安心感 E-Clutchやスロットルバイワイヤなどの電子制御と、新設計の足回りが高いレベルで連携。それぞれ単体でも進化していますが、本当に価値を発揮するのはライダーが走り始めてからです。
  • 一新された排気ポート シリンダーヘッドの排気ポート形状が見直され、4本のエキゾーストパイプをよりスムーズに取り回せる新しいレイアウトを採用。エンジン性能や排気効率を追求するうえで重要なアップデートの一つです。

⑥ 主要スペック【旧モデルと比較】

CB400SF E-Clutch スペック

車体諸元

項目新モデル旧モデル
全長2,110 mm2,080 mm
全幅770 mm745 mm
全高1,085 mm1,080 mm
ホイールベース1,405 mm1,410 mm
シート高780 mm755 mm
車両重量187 kg201 kg
最小回転半径-2.6 m
燃料消費率23.1 km/L21.2 km/L

エンジン

項目新モデル旧モデル
原動機型式NC70ENC42E
気筒数・配列直列4気筒直列4気筒
冷却方式水冷水冷
バルブ駆動方式DOHC・4バルブDOHC・4バルブ
排気量399 cc399 cc
最高出力58 PS(43 kW) / 11,500 rpm56 PS(41 kW) / 11,000 rpm
最大トルク38 N·m(3.9 kgf·m)/ 9,750 rpm39 N·m(4.0 kgf·m)/ 9,500 rpm
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⑦ CB400SF E-Clutch 新モデルの良いところ

CB400SF E-Clutch
✅ 強みポイント
破格の価格設定
99 / 100

新型CB400SF E-Clutchで最も驚かされたのが、その価格設定です。最新の直列4気筒エンジンやE-Clutch、TFTメーター、Honda RoadSyncなど、数多くの新装備を採用しながら100万円を切る価格を実現したことは、高く評価できるポイント。

新旧の完全融合
98 / 100

新開発の直列4気筒エンジンやプロリンク式リアサスペンションなど、走行性能を大幅に進化させながら、デザイン面では往年の名車「CB400FOUR」を思わせる美しい4本出しエキゾーストシステムを採用。特に、自然な曲線を描きながら集合するエキゾーストパイプは、最新技術を取り入れながらもHondaの歴史を感じさせる仕上がりです。

ビギナーにも安心のE-Clutch
86 / 100

Honda独自のE-Clutchは、新型CB400SFを象徴する装備と言っても過言ではありません。発進や停止時のクラッチ操作を電子制御がサポートすることで、初心者が最も不安に感じるエンストや発進時の緊張を大幅に軽減しています。

⑧ CB400SF E-Clutch 新モデルの気になるポイント

⚠️ 気になるポイント
生産台数
5 / 100

年間販売計画は4,600台と公表されており、400ccクラスとしては決して多くない数字です。しかし、新型CB400SFは長年復活を待ち望んでいたファンも多く、発表直後から大きな注目を集めています。そのため、注文が想定を上回った場合には、納期の長期化や中古車市場への影響が出る可能性も考えられます。

ETC2.0はオプション設定
10 / 100

新型では、E-ClutchやTFTメーター、Honda RoadSyncなど、最新の電子制御装備を惜しみなく投入。その一方で、高速道路を利用するライダーにとって欠かせないETC2.0は標準装備ではなく、オプション設定となっています。

カスタムパーツ登場までの時間
68 / 100

今回のモデルチェンジでは、エンジンや足回り、電子制御など多くの部分が一新。そのため、発売直後はアフターパーツやカスタムパーツの選択肢が限られる可能性があります。新型はフルモデルチェンジ直後ということもあり、市場が成熟するまでには少し時間がかかるでしょう。

⑨ CB400SF E-Clutch 新モデルに向いている人・向いていない人

✅ こんなライダーに向いている
直列4気筒派 オールラウンダー派 新型・未来志向派
直列4気筒派
直列4気筒ならではの滑らかな吹け上がりやサウンドを楽しみながらも、E-Clutchや電子制御によって日常使いの快適性は大きく向上。「直列4気筒に乗ってみたいけれど、古いモデルは少し不安」「これから長く付き合える一台が欲しい」というライダーには、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。
オールラウンダー派
スポーツ性能を高めながらも、扱いやすさを犠牲にしていないことも新型CB400SFの大きな魅力。街中ではE-Clutchによってクラッチ操作の負担を軽減し、高速道路では直列4気筒ならではの余裕ある走りを楽しめます。
新型・未来志向派
今回のモデルチェンジでは、VTECの廃止やE-Clutch、TFTメーター、プロリンク式リアサスペンションなど、大きな変革が盛り込まれています。そのため「Hondaがこれから目指すスポーツバイクに乗ってみたい」という人にこそ、このモデルはおすすめです。
❌ こんなライダーには向かない
シンプル設計派 VTEC推奨派 価格重視派
シンプル設計派
E-Clutchやスロットルバイワイヤ、TFTメーターなど、従来モデルにはなかった電子制御を数多く採用。そのため、「機械はシンプルであるほど良い」「電子制御は必要最低限で十分」という考えのライダーには、少し複雑に感じるかもしれません。
VTEC推奨派
今回のモデルチェンジで最も大きな話題となったのが、長年CB400SFの象徴だったHYPER VTECが廃止されたことです。もちろん新開発エンジンは扱いやすさや環境性能など総合性能を大きく高めていますが、「あのVTECがあるからCB400SFだった」という価値観を持つ方は、一度試乗してから判断することをおすすめします。
価格重視派
新型ではE-ClutchやTFTメーター、Honda RoadSyncなど、新型CB400SFには最新技術が惜しみなく投入。その分、車両価格は歴代モデルよりも上昇しており、400ccクラスとしては決して手頃な価格帯とは言えません。「できるだけ購入費用を抑えたい」「必要最低限の装備で十分」という方にとっては、オーバースペックに感じる場面もあるでしょう。
まとめ:新型CB400SF E-Clutchは、往年の名車が持つ美しいスタイリングと、先進の電子制御技術を高いレベルで融合させた新世代のネイキッドモデルです。長年愛されたHYPER VTECは廃止されたものの、新開発の直列4気筒エンジンとプロリンク式サスペンションによる高いスポーツ性能、そして「E-Clutch」による快適でエンストのない走りを両立。最新装備を惜しみなく投入しながらも100万円を切る破格の価格設定を実現しており、エントリーライダーからベテランまで、直4の心地よさと未来のライディングを体感したい人に最適な一台です。