
目次
バイクの処分前に知っておきたい最低限の流れ

バイクを処分しようと思い立った時、ついバイク本体をどうやって捨てるかばかり考えてしまいがちですが、実は車体を処分する前にやっておかなければならない重要な手続きがあります。
ここでは、バイクの処分費用を考える前に最低限押さえておくべき基本の流れについてお話しします。
- まずはナンバープレートを返納しよう
- 自分で手続きするかは処分方法で決まる
- プロに任せて手続きを丸投げするメリット
まずはナンバープレートを返納しよう
バイクを処分するためには、初めに廃車手続きを行う必要があります。
役所や陸運局へナンバープレートを返納し、公的な登録を抹消することがバイクを処分するためのスタートラインです。
もし先に、車体だけをバイク処分専門の業者などに渡して、バイクの名義人が自分のままだと、手元に車両がないのに毎年の軽自動車税がかかり続けたり、トラブルに巻き込まれたりするリスクがあります。
バイクを処分するには、まずナンバーを返納し、書類上の手続きを終わらせる必要があるという大前提を覚えておきましょう。

詳しい廃車手続きのやり方は、後半でしっかり解説します!
自分で手続きするかは処分方法で決まる
続いて、この面倒な廃車手続きを誰が行うかについてですが、これはあなたが選ぶ処分ルートによって変わってきます。
バイクを指定引取場所に自分で持ち込む場合や、不用品回収業者に引き取りだけを依頼するケースでは、事前に自分で役所などへ足を運び、廃車手続きを済ませておく必要があります。
一方で、バイク王などの買取業者や、手続きの代行に対応している業者へ依頼する場合は、面倒な書類のやり取りまで丸ごと代行してくれることも多いです。
依頼する相手によって、バイクを処分する費用だけでなく自分にかかる手間も大きく変わるという点を覚えておきましょう。

廃車手続きを代行してくれる依頼先を選ぶと、手続きの楽さが段違い!
プロに廃車手続きを丸投げするメリット
面倒な手続きをプロに丸投げできるのは、平日にまとまった時間を取りにくいという人にとっては、非常に大きなメリットになります。
買取専門店などに依頼すれば、書類の準備から名義の抹消まで無料で代行してくれるケースもあり、専門的な知識がなくてもスムーズにバイクを手放せます。
それだけでなく、バイクの状態やパーツの需要によっては買取額がつき、現金化できる可能性もあるため、バイクを処分する最初の依頼先として買取業者は有力な選択肢となるでしょう。

僕も書類関係は苦手なので、プロにお任せできるのは本当に助かります。
【ルート別】バイク処分に必要な費用のリアルな相場一覧

バイクを処分するまでの最低限の流れがわかったところで、いよいよ一番気になるお金の話に入りましょう。
バイクを処分するには、書類上の手続きと車体そのものの運搬・廃棄のそれぞれで費用が発生する場合があります。
依頼するルートごとのリアルな相場をまとめたので、早速確認していきましょう。
役所や陸運局での廃車手続きにかかる費用
バイクの廃車手続きにかかる具体的な費用は、自分でを行う場合と業者に代行を依頼する場合とで、かかる金額が異なります。
自分で役所や陸運局に出向けば、原付なら実費は無料、中型以上のバイクでも数百円の用紙代のみで済むため、最も費用を抑えられます。
一方で、買取業者に代行を依頼する場合は数千円の手数料がかかるのが一般的ですが、業者によっては無料でしてくれるところもあるようです。
排気量ごとの相場を以下の表で確認しておきましょう。
| 排気量区分 | 手続き費用(自分で行う場合) | 手続き費用(代行依頼) |
|---|---|---|
| 原付(125cc以下) | 0円(無料) | 約2,000円〜5,000円 |
| 軽二輪(126cc〜250cc) | 約350円(用紙代) | 約3,000円〜5,000円 |
| 小型二輪(251cc以上) | 約350円(用紙代) | 約3,000円〜5,000円 |

代行手数料が無料の業者を選べば、時間もお金も節約できますね。
バイク本体の処分・運搬にかかる費用
廃車手続きだけでなく、バイク本体の処分や運搬にかかる費用も、選ぶルートによって大きな差が出ます。
指定引取場所へ自分でバイクを持ち込めばリサイクル費用はかかりませんが、バイクを運ぶためのトラックのレンタル代や積み下ろしの手間が必要です。
また、不用品回収業者への依頼は手軽な反面、処分費用も高くなりがちなため、最終手段として考えておくのがいいでしょう。
そして、先ほども解説した通り買取専門店への依頼は、バイクの状態によっては無料引取やプラス査定になる可能性があるため、お金を払って廃棄する前に相談する価値は十分にあります。
| 依頼先 | 費用目安 |
|---|---|
| 指定引取場所(二輪車リサイクルシステム) | ・自分で持ち込む場合:0円 ・自宅への引き取り依頼:約5,000円〜15,000円 |
| 廃棄二輪車取扱店(街のバイクショップ) | ・自分で持ち込む場合:無料〜数千円 |
| 不用品回収業者 | ・約10,000円〜20,000円 |
| バイク処分・買取業者 | ・費用目安:0円〜プラス ・完全に価値がない場合:処分・運搬料として数千円〜1万円 |

処分費を払う前に、まずは買取の可能性があるか見てもらうのが一番損をしないルートですね。
動かないバイクはどこで引き取ってもらえる?

バイク処分にかかる費用の相場がわかったものの、長年放置したような不動車の場合、どこに頼めばいいのか迷ってしまいますよね。
不動バイクを引き取ってくれる依頼先はいくつか存在します。
それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。
バイク買取業者
まず検討したいのが、不動車でも相談に乗ってくれる可能性があるバイク買取業者です。
動かないバイクの価値はゼロだと思い込んでしまう方は多いですが、原型がしっかりと残っている車両であれば、買取や引き取りの対象になるケースも珍しくありません。
これは、パーツとしての価値や海外需要など、業者独自の視点で評価してもらえることがあるためです。
詳しい理由は後ほど解説しますが、無駄な出費を避けるためにも、まずはバイクの状態を伝えてプロの判断を仰ぐのが無駄なお金を払わないための第一歩になります。

僕の周りでも、不動車に意外な値段がついて驚いたという話は聞いたことがあります。
バイク処分専門業者
長期間乗らずにいて、鍵や書類を紛失してしまったようなバイクなどは、処分専門業者であれば引き取ってもらえることがあります。
こうした業者は部品取りやリサイクルを前提としているため、他のルートで断られてしまったような状態の悪いバイクでも対応してくれることが多いです。
ただし、Webサイトなどで無料回収とうたっていても、実際に依頼すると運搬費や出張費、追加の作業費などを請求されるケースも存在するため注意が必要です。
依頼する際は、完全に無料で引き取ってもらえるのか、事前にしっかり確認することが大切です。

あとから追加料金を言われないように、事前の確認は徹底しましょう!
不用品回収業者
事故で大破したようなバイクやパーツ単体、または搬出が極めて難しい場所に置かれたままのバイクなどは、不用品回収業者なら引き受けてもらいやすい傾向があります。
どんな状態でも持って行ってくれる対応力は魅力的ですが、基本的には買取ではなく廃棄を前提としたサービスです。
そのため、バイクの引き取りにも1万円から2万円程度の高額な費用が発生しやすく、出費を抑えたい方にはあまり向いていないでしょう。
買取や無料での回収がどうしても難しい場合の、最終的な処分先として考えておくのがおすすめです。

ここはあくまで最後の切り札として取っておくのが無難ですね。
【早見表】状態別のおすすめ処分ルート
ここでは、動かないバイクの状態に合わせてどこに依頼すればよいか一目でわかるよう、おすすめの処分ルートを早見表にまとめました。
状態によって適切な引き取り先は変わるため、まずは費用がかからず、あわよくば現金化できる可能性のあるルートから順番に探っていくのが損をしないコツですよ。
| バイクの状態 | おすすめの依頼先 |
|---|---|
| 不動車だが原型はある | バイク買取業者 |
| 書類やカギがない・大サビ | バイク処分専門業者 |
| 事故による大破・パーツのみ | 不用品回収業者 |

迷ったら、まずは一番上のバイク買取業者から試してみるのが鉄則です!
【排気量別】廃車手続きの必要書類とやり方

業者に丸投げせず、自分で廃車手続きを進める場合や、業者に渡す書類を準備する場合であったとしても、バイクの排気量によって手続きのやり方は異なります。
ここでは、いざという時に困らないよう、排気量別の正しい廃車手続きの進め方をわかりやすく解説します。
原付(125cc以下)の廃車手続き方法
まず、50ccから125ccまでの原付一種や二種のバイクの場合は、お住まいの市区町村の役所で手続きを行います。
必要なものは、外したナンバープレート、標識交付証明書、認印、そして本人確認書類です。
もし標識交付証明書を紛失してしまった場合でも、窓口で事情を説明すれば再発行できることがほとんどですので安心してください。
役所の窓口に行き、専用の廃車申告書に必要事項を記入して提出すれば、その場で廃車証明書が発行され手続きは完了となります。

原付の手続きは身近な役所でできるので、意外とハードルが低いですよ。
軽二輪(126cc〜250cc)の廃車手続き方法
続いて、126ccから250ccの中型バイクの廃車手続きですが、こちらは役所ではなく、ナンバーを管轄している運輸局や自動車検査登録事務所で行います。
必要なものは、ナンバープレート、軽自動車届出済証、認印、本人確認書類の4点です。
陸運局の窓口で専用の軽自動車税報告書や申請書の用紙を購入して記入し、ナンバーと一緒に提出します。
無事に受理されると軽自動車届出済証返納証明書が交付され、これでバイクの名義が抹消されたことになります。

平日の日中しか開いていないので、スケジュール調整に注意してください。
小型二輪(251cc以上)の廃車手続き方法
車検がある251cc以上の大型バイクも、軽二輪と同じく管轄の運輸局や自動車検査登録事務所で手続きを行います。
用意するものは、ナンバープレート、自動車検査証(車検証)、認印、本人確認書類です。
窓口でナンバーを返納し、抹消登録の手続きを行う流れになります。
少し専門的な言葉が並ぶ書類を書くことになりますが、現地には記入見本が用意されているため、それを見ながら落ち着いて進めれば自分でも十分に対応可能です。

窓口の人に聞けば親切に教えてもらえるので、過度に心配しなくても大丈夫です!
サビあり不動車でも処分費用を払う前に査定すべき理由

車両状態が悪く、一見すると価値がなさそうなバイクでも、プロの目から見れば意外な可能性を秘めていることがあります。
ここでは、費用を払ってバイクを処分する前に、なぜ買取業者に一度見てもらうべきなのか、その理由を詳しくお伝えします。
サビあり不動のバイクにも価値が残ることがある
エンジンがかからなくなってしまった不動車や、外装がサビだらけのバイクを見ると、こんな状態だと有料処分しかないと思い込んでしまいがちです。
しかし、その思い込みは一度リセットしてください。
バイクの価値は、見た目の綺麗さやエンジンの実働状況だけで決まるわけではありません。
車種や年式によっては、使えるパーツの需要やリサイクル資源としての価値、さらには海外市場での需要などによって価値がつく可能性はゼロではないのです。

素人目にはボロボロでも、プロから見ればお宝パーツの塊というケースはよくあります!
有料で処分する前に一度バイクの価値を確認する
だからこそ、どうせ売れないと自己判断して、不用品回収業者などに1万〜2万円の手数料を払ってしまうのは非常にもったいない行動です。
ゴミだと思ってお金を払って処分した後に、本当は値段がつくバイクだったと知るような後悔は、絶対に避けるべきです。
そのため、まずは複数の販路を持つ買取業界大手のバイク王などに相談してみるのがおすすめです。
バイク王であれば、国内での再販だけでなく、パーツ需要や海外への輸出など様々な基準でバイクの価値を判断できるルートがあるため、想定より高い買取額がつくケースも多いです。
まずは無料お試し査定で買取上限金額を把握し、その後に実車確認へ進んで個別事情をプロの目で見てもらうことが大切です。
まずは、実際の買取額を確認してから、処分方法を決めるための判断材料にしてみてください。

バイクを捨てる決心をするのは、プロに価値を確認してもらってからでも遅くありませんからね!

バイク処分費用で損しないための4つの鉄則

バイクを処分する際、ルートや方法以外にも気をつけておくべきポイントがあります。
知らずに進めてしまうと思わぬ損をすることがあるため、最後に紹介する以下の4つの鉄則を必ず守って、賢くバイクを処分するようにしましょう。
バイクは3月中に処分して翌年の税金を回避
バイクの処分費用を考える上で、絶対に忘れてはいけないのが税金のタイミングです。
軽自動車税は、法律で毎年4月1日時点での所有者に対して1年分が課税されるルールになっています。
つまり、4月2日に名義を抹消したとしても、その年の税金は全額支払わなければなりません。
翌年の税金を回避するには、3月中に廃車手続きを完了させることが鉄則です。
ただし、3月末は役所や陸運局が非常に混雑するため、余裕を持って3月の中旬までに行動を起こすことをおすすめします。

たった1日の遅れで1年分の税金がかかるのは本当に悔しいので、早めに行動しましょう!
自賠責保険の解約返戻金を忘れず回収
バイクを手放して名義変更や廃車手続きが完了したとしても、加入している自賠責保険は自動的に解約されるわけではありません。
もし保険の残り期間が1ヶ月以上ある場合は、自分で保険会社へ連絡して解約手続きを行えば、残りの期間に応じた解約返戻金が戻ってくる可能性があります。
処分費用を安く抑えることばかりに気を取られがちですが、戻ってくるはずのお金を取り逃がさないことも、損をしないための大切な視点です。
バイクの廃車手続きが終わったら、手元の保険証を確認してみるのを忘れないようにしましょう。

少しでもお金が手元に戻ってくるのは嬉しいですよね。
業者に依頼した後は廃車証明書を必ず確認
業者にバイクの処分と諸々の手続き代行を依頼した場合、無料で代行しておきますねという口約束だけで安心してはいけません。
万が一手続きが完了しておらず名義が残ったままだと、翌年もあなた宛てに税金の納付書が届いたり、思わぬトラブルに巻き込まれたりする可能性があるからです。
そのため、業者へ依頼した後は必ず廃車申告受付書や自動車検査証返納証明書などのコピーを、郵送またはメールで送ってもらうようにしてください。
証明書を目で見て完了を確認するまでが、正しいバイク処分の流れです。

トラブルを防ぐための自衛策として、書類の確認は絶対に妥協しないでください!
ローン残債がある場合は所有権解除が先
バイクを処分しようにもローンをまだ完済していないという場合は注意が必要です。
ローン完済までは、車検証の所有者の欄がローン会社や購入した販売店の名義になっていることがあり、その状態では勝手に廃車や売却を行うことはできません。
残債がある場合、まずは一括返済して名義を自分に移す所有権解除の手続きを先に行う必要があります。
対応に悩む場合は、残債のあるバイクでも対応が可能な、バイク王のような大手の買取店へ相談してみるのもスムーズな解決方法の一つです。

所有者の欄が誰になっているか、まずは車検証をチェックしてみてください。
まとめ
今回は、バイクの処分にかかる費用について詳しく解説してきました。
バイクの処分費は、依頼するルートを間違えると1万から2万円もの痛い出費になってしまう可能性がある一方で、指定引取場所への持ち込みや、買取専門店などの無料回収をうまく活用すれば、費用を最小限に抑えることも十分に可能です。
何より大切なのは、長期間動かしていない不動車やサビのあるバイクであっても、車種や状態によっては無料での引き取りやプラス査定になる可能性があるということ。
だからこそ、最初から諦めて有料で処分してしまう前に、愛車の今の価値をしっかりと確認することが損をしない最大のコツです。
まずは無料お試し査定でバイクの今の価値を確認し、売却するか手放すかを判断する材料にしてみてください。
以上、今回はここまで!























